風の神たち・・・
ギリシャ神話のアネモイ(風の娘)から生まれた名前と・・・
言われている牡丹一華(キンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属、多年草)。

 


そう言われてみると、
春の風、
穏やかな風の中にも、
時折強めの風も吹いてくる・・・

 


牡丹一華も、
その風に靡いて、
静に時に荒々しく、
それでも・・・
優雅な姿を誇張しているかのように・・・

 


花弁は退化して、
きれいに見える萼片が見事です。

 


それを引き立てている雌蕊の姿に、
周囲を取り囲んでいる雄蕊の姿。

 


萼・雄蕊・雌蕊3つ揃って、
牡丹のような豪華な姿の牡丹一華に♪

 


100種類くらいある牡丹一華ですが、
やはり、
雌蕊が誇張する牡丹一華が見栄えも抜群に思えて・・・

 


最近では、
萼片が細かく割かれた様な花被も出回って♪

 


柔らかな春の陽射し、
風に泳ぐように揺らぐ姿も、
この時季だけの風物詩なのかも。