海蘭擬(ゴマノハグサ科ネメシア属、多年草)って1年草と、
宿根性の多年草がある様です。

 


写真の海蘭擬は、
宿根性になりますが、

 


昨今の日本の寒さと暑さには、
大分疲弊してしまうので、
夏は・・・風通しの良い場所に移し替えるなど、
冬は・・・霜が当らない土の温度が少しでも上がる日溜まり等に
置き換えておくことも必要かもしれません^^;

 


海蘭擬って、
どことなく金魚草(オオバコ科キンギョソウ属)にも似ている花を付けてくれますが、

 


花の日もちなどを比べたら、
海蘭擬の方が圧倒的に日持ちが良いのでは・・・
と思うほど、
長くはなをつけてくれるようです!!

 


花には、
距(きょ;花の後ろに突き出た部分)が出て、
唇弁も上側が4片(金魚の尾ヒレの様に)と
下側が膨らみを伴った花弁(金魚の胴体の部分)が特徴的です。

 


少ない株でも花数が多く付くようで、
春の花壇にもってもい!!
の花かもしれません♪

 

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春先に咲き始めますが、
秋に咲く事があるので、2季咲きとも言えるかもしれません。
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上側の唇弁の付根当りに放射状の筋が数本言えます。そして、下側の唇弁には黄色い目印が。
花弁の色が変わっても、同じ様に柄が入っています。白い花も、とても見え難いですが、上側の唇弁に筋が入っています。
これって、昆虫の目印なんです。ここの奥に蜜があるよ!!と。
昆虫の見える主な光は紫外線なので、白い花弁でも、ハッキリと筋が見えるのでしょうね。