日本では、
ヘレボルス・ニゲル(キンポウゲ科ヘレボルス属、常緑多年生)も、
クリスマスローズになってしまうのですが、

 

(花弁のような萼片は透過光で見るとステンドグラスの様に♪)


欧州では、
ニゲルのみがクリスマスローズと呼ばれていたようです。

 

(蕊がゾクゾクっとするほど魅力的♪)


ヘレボルス・ニゲル・・・
意味と言えば・・・結構有名な話ですが・・・

 


ヘレボルスは・・・「死の食べ物」と言う意味で、
ニゲルは・・・「黒」と言う意味。

 


学名のヘレボルス・ニゲルは、
黒い根があり、
根が有毒なんです。

 


古代の戦いでも毒矢の毒が、
このヘレボルス・ニゲルの根から撮って毒をぬった矢。

 


そして、

相手国の戦士を一挙ダメージにする方法として、
飲み水に・・・この毒を流して・・・

 

(萼ででき炒るのが良く分かります)


戦力を削ぐ毒薬ですね><
そんな過去があるヘレボルス・ニゲル。

 


今では、
公園などでもお馴染になってきた花だけに、
二度とそのような役割はさせたくないものです!!
~~~
実際に毒を利用されてきたのですが、
毒自体は強くない毒なんです。ですが、たくさんの根を煮詰めていくと、致死量を超えた毒物にも・・・植物には、毒のないモノもありますが、植物の手入れなどで触ったら、手を洗う習慣だけは励行しましょう^^