青空に映える黄色い蝋細工のような花、
蝋梅(ロウバイ科ロウバイ(キモナンサス)属、落葉低木)も、
香りで咲き具合が分かるほどに♪

 

(雄蕊が熟すと雌蕊から離れて花弁側に広がり、雌蕊の熟す期間に入ります。)


全身黄色いセルロイド製のような花弁も、
触ると壊れてしまいそうな姿で、

 


薄い造り物のような花弁で、
一層華奢に見えちゃうのかも。
でも・・・これが意外とシッカリして!!

 


透き通る様な花弁も、
細かな模様の花脈が通って、
なかなかの見応えです!!

 


花全体が黄色で、
花弁も丸みがあるので、

素心蝋梅なのでしょうね。

 


そして余り花が付いていなかったですが、
花弁の中心場紅色の和蝋梅も。

 

(雌蕊を隠す様に雄蕊がシッカリと中央に寄り添って、熟すまで・・・)


少し尖がった花弁ですね。
でも香りは素心蝋梅同様に、
心地好い甘い香りです。

 


見なくても香りで分かるほどの蝋梅。
切り花でも玄関に活けておきたい花の一つですね♪

 

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蝋梅って、
雄蕊が先に熟し、雄蕊の花粉が収束にした頃に、雌蕊が熟し始めます。
雄蕊御熟す姿は、雌蕊の周囲に固まってますので、一目でわかります。
そして、雄蕊が熟し終わると、雌蕊から離れて花弁に沿って雌蕊を開放します。
蝋梅も、自分の花粉では受粉しない植物(他家受粉)なんです。