一つの個体ではないのですが、
黄色く膨らみかけた蕾から、
開花し筒色の変化を纏めて見ました。

 


河骨(スイレン科コウホネ属、多年草)は、
花を包み込む様な萼片(花弁の様な姿です)と、
萼片の内側の花芯に近い部分に、
とても小さな花弁が^^;
上から覗きこんでも蕊に邪魔されて見えないことも多いです。

 


花弁の姿は、
逆光を用いて下から撮ると、
花弁の姿が萼片に写って♪

 


そして・・・中心に子房をもった雌蕊と、
その周囲に雄蕊がギッシリ!!

 


一番外側の萼片は、
水平まで開かない様で、
花の実態が見にくいですが・・・^^;

 


なかなか凝った作りになっている水生植物の河骨です!!

 


暑い時季の旬な植物。
なかなか見れなくなってしまいましたが、
お寺さんの鉢などで見かけることも♪
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河骨は、
生薬としても用いられているようです!!
生薬名も同じなのですが、「川」を用いてい、センコツ(川骨)と呼んでいるようです。
効能は、血の巡りを改善する作用があり,婦人病に用いる様です。
他にも打撲による腫れや痛みを和らげる漢方処方の様です。