世界中探しても、
千葉県の房総半島の一部にしか自生していないとても珍しい、
安房千鳥(ラン科 ウチョウラン属、多年草)です。

 


この安房千鳥は、
羽蝶蘭(ウチョウラン)の変種の様ですが、

 


暑さい弱いために、
自生場所も涼しい半日陰を好んで生息しているようです。

 


そして、
花の色も変化し易い様です。

 


恐らく、
変異した時の色素のバランスが崩れて、
変化に富んだ花いんなったんだと・・・

 


限られた場所にしか生息していない貴重な植物。
やはり、
昨今の生息状況は絶滅危惧にも含まれているようです。

 


偶然の賜物で生まれてきた安房千鳥ですが、
自然界の中で未来につながる様に、
維持してもらいたいものです。

 

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千葉県立中央博物館のレポート(房総丘陵におけるアワチドリ(ラン科)生育地の確認)にも有る様に、
50年間の育成地の確認記録などをまとめて報告されています。
とても興味深い調査記録でしたので、
検索時のキーワードを書いておきます。

「千葉中央博物館 アワチドリ(ラン科)生育地の確認」

です。