もっと青い花弁の色と思ってましたが・・・
こちらの丁字草(キョウチクトウ科チョウジソウ(アムソニア)属、宿根性多年草)は、
淡い青を通り越して白に近い青色でした!!

 


その変わりに、
花筒(花の付根)の色は、
天下一品の青!!
これは今まで見た丁字草の中でも、
ずば抜けたきれいな青色だったのでは・・・
と思うほどです♪

 


丁字草の花は、初夏に咲きますが、
とても短い開花なんです。

 


開花した花は、
とても細長い5弁花で、
花弁の付根の内側には、
沢山の繊毛を見ることができます。

 


この繊毛も、
トライコーム(毛状突起)と言うもので、
ムラサキツユクサの雄蕊の周辺に出ているモジャモジャと同じです。

 


そして、
丁字草のトライコームの必要性は、
写真にある様に、
花弁の根元に集中して出ています。

 


花筒の中を覆う様なトライコームで、
中身を隠している様な具合に見えてきます。
そうなんです!!
侵入されたくない虫を排除するために、
このトライコームが生えているのです。
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お招きしたく無い虫は・・・
この隙間よりも大きな虫なのでしょうね。きっと!!

どんなお客さんが来るのかなぁ・・・

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科がキョウチクトウ・・・

なので、この植物も毒性を持っています。

それも・・・

かなり強いβヨヒンビンという毒性です。

その毒性は、葉や根なのですが、

花を触ったら、毎度の習慣で、手を洗っておきましょう!!