白粉花や白粧花(共にオシロイバナ)も夕化粧(オシロイバナ科)という名前を持っているので、
こちらの夕化粧を赤花夕化粧(アカバナ科マツヨイグサ属、多年草)と呼ぶこともあるようです。

 


この夕化粧、夕方になると花を開く植物で、
夕化粧と言う名前になったようですが、
シッカリ日中の昼間にも咲いている事が多い花です。

 


夕化粧は、
なんと言ってもピンクの花弁の表面に見られる赤い筋!!
とっても印象的な花脈がくっくりと。
そして、雄蕊も雌蕊も先端が花の色と同じピンク♪

 


でも、
花弁の付根・・・花の中心部をだけは、
黄緑色をしているんです。

 


もう一つの立方喰(カタバミ科カタバミ属、多年草)は、
路肩で見かける方喰をミニチュアにした様な、
黄色い花を咲かせてくれます。

 


立方喰は、
名前の通り花茎を比較的高く伸ばし、
その線他人花を付ける植物なので、
方喰の前に「立ち」が付加されたとされています。

 


花茎を伸ばして咲く花って、
野草(雑草)に多く、
他の野草に覆われてしまうと、
花を付けても受粉できない可能性があるため、
花茎を伸ばし、
他の野草の上に出る様になってきたと考えられます。
これも生物多様性の一つの進化の結果ではないでしょうか。

 


高齢化で畑も休耕状態が多くなって、
その反面、格好の場所として野草が沢山芽を出して・・・
ほんの少し、
昔空き地で遊んでいた頃の場所に近付いた様な・・・
~~~
立方喰も日中に花を開き、夜には閉じてしまう、
傾性運動をする植物です。