余り枝垂れていませんが、
真っ赤な梅の花が、
とっても暑く感じるくらい燃えている様に見えて、

 


その脇では・・・紅白の絞り柄の花が、
冷静に真っ赤に燃えていそうな花を眺め、

 


良く見ると、
数えるほどの真っ白ケッケの花もほんの少し・・・

 


これが咲き分けの枝垂れ梅!!

 


殆ど、
紅と白基調の紅の絞りの花ですが、

 


梅って、
紅色のアントシアン色素が強く、
紅色の花を付ける場合が多いらしいです。
その後、徐々に色素が欠落していき、
白くなっていく・・・
白い梅の誕生ですね。

 


しかし・・・1本の木で紅白の花を付けるのは・・・

 


紅を発色させるために多くの酸素を必要とします。
枝によって、その酸素が多い枝と少ない枝で、
色の発色が変わってくる・・・

 


これが源平咲き(咲き分け)の理由の様です。

 


真っ赤に見える燃える様な梅の花は、
酸素が十分に行き来している枝の花で、

 


紅白の絞り柄の花は、
少ない酸素が届いている枝。

 


そして、
真っ白は花は・・・殆ど酸素が来ていなかった枝の花・・・
殆ど酸素が届いていない枝って成長も悪いので、
真っ白の花が極端に少なかったのかも・・・

 


この木が自宅の庭木だったら、
真っ赤な花の枝と、
絞り柄の花の枝の酸素量を測って見たかったです!!