繁殖の仕方がとても不思議な植物なんです。
それが・・・猩々袴(メランチウム科ショウジョウバカマ属、多年草)です。

 


何が不思議なのか・・・
猩々袴の花って、
花が付いた時に雌蕊が先に顔を出して熟すのを待ちます。
その後に雌蕊が熟すと次に、
雄蕊が成長し花粉が作られていきます。

 


と言うことは・・・

雌蕊が出ている時って雄蕊が無い^^;
そして、
雄蕊が熟している時に、
雌蕊が熟し終わっている・・・><

 


受粉は、
他の植物の花粉で交配(他家受粉)しているとしか思えない植物なんです。

しかし・・・
研究した記事によると、
自家受粉らしいのです。

 


雌蕊が熟し切っても、
受粉が出来る様な機能が備わっている様な・・・
普通、先に熟した蕊がある場合、
ほぼ確実に他家受粉で多様性を高めた子孫を残しているのですが・・・

 


猩々袴は、熟し切った雌蕊でも受粉するらしい。
それも・・・自ら熟した雄蕊の花粉を使って・・・。

それで多様性が確保できているらしいから、
またまた驚きなんです!!

 


猩々袴は、まだまだ道の植物って感じがします^^;
見た感じも未知の姿に見えてきますが・・・

 


写真を撮ったつもりだったのですが・・・
不覚にもイマイチ><少ない写真からになっちゃいました^^;