もう32年も前なんだ・・・
大阪で開催された国際花と緑の博覧会(1990年4月から9月)に、
星薊(キキョウ科ホシアザミ(イソトマ)属、1年草※)が展示され、
急速に広まった亜熱帯植物の一つです。

 


水色の細めの花弁が5方向に広がり、
花芯から5本纏まった雄蕊だけが姿を出して来ます。

 


雄蕊が出ている時が、
花の咲きたてになり、
その後、
雄蕊が熟した後に、
雌蕊が顔を出して来ます。

 


雄蕊も雌蕊も、
萼と花弁の先端まで長い管を通って、
顔を出して来ます。
その長さも2cmから3cmもあるんです。

 


中で詰まったりしないのも不思議な気がしますが・・・
そんなドジなことは無いのでしょうね^^;

 


写真はどれも雌蕊の写真になってしまいましたが^^;

 


とても涼しそうなきれいな花を咲かせますが、
茎などに傷を付けたり、
折ったりした時に出る液は毒が含まれています。
液が付いた時、目を擦ったり、口に入れたり・・・
御法度です。

 


きれいな花には毒がある・・・と思い、
植え変えや手入れなどで触った場合、
手をシッカリ洗っておきましょう!!

 


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※1年草
honnrai

本来、多年草ですが、

非耐寒性植物のため、日本の場合1年草扱いです。