山桃草(アカバナ科ヤマモモソウ(ガウラ)属)は、
翅が白い蝶が舞っている様な姿にも似て、
白蝶草と呼ばれることが多いですが、
属名に合わせた和名で表記しました^^

 


この花も夏大好きの植物なので、
夏から秋にかけて多く見られます。
白色も淡いピンクが入った花弁が爽やかにも感じてきます。

 


この花は、
蕾から開花後まで、
無駄なく部位を活かしている植物でもあるのです。

 


蕾の時に花を保護しているサヤの様な部分は、
開花後でも、
花の後ろにそのまま残っていることが多い植物なんです。

 


蕾の時には花を守り、
開花後には花茎を守っている様な姿にも見えてきます。

 


そして山桃草の旬な状態の見分け方は、
蕊の状態で一目で分かります。

 


蕊が奇麗な湾曲で飛び出している時には、
開花後間もない状態の花です。
雄蕊の葯(花粉の入る袋)が熟して来ることには、
湾曲した蕊に浪を打ってきます。
開花後の時間が長い花と言えます。

 


写真などを撮る時に、
旬な状態(蕊の状態)で簡単に見分けられる方法に使えます!!