この天体写真、過去のポジフィルム(スライド用のフィルム)をデータ変換したものです。

M14(NGC6402)は、へびつかい座の中に見られる球状星団です。

球状星団は、
10万から100万くらいの恒星(星)が数光年から10光年の狭い範囲で、
球状に集まった天体なのです。
一言で言えば、丸い形になって見える星の集まりです。
この形は、それぞれも恒星の重力で引き合いながらつくられてきた姿で、
バランスが撮れた状態で維持し続けていると言えます。

バランスが崩れたら・・・

この球状星団は崩壊して恒星は宇宙の果てに飛び散って無くなってしまう・・・・
(と思います・・・僕の見解なので、確かかどうか・・・m(__)m)

へびつかい座が見える初夏からM14も同時に見え続けています!!

 


位置 赤経 17h 58m 33.423s  赤緯 +66°37' 59.52"
地球までの距離 27,400光年
星座 へびつかい座
日時 2015年05月23日 23時10分
機材 Canon T70、望遠鏡 Φ120mm L600mm f5
露出 5700秒  95分(手動ガイド)
フィルム 35mm ISO400 ポジ(リバーサル)フィルム
撮影場所  八ヶ岳海の口

へびつかい座付近の全天恒星図