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知っておけば役立つリフォームのこと

■お家の設備は疲れていきます

新築で住みはじめたお家も、年月が経て色々と不具合などが
出てきます。毎日使っているので気が付かないことも多いかも
しれません。

今回は、お家の設備のうち、水回りを再確認、そのお疲れ具合を
チェックしていきましょう。

＜水回りの主な設備＞

・システムキッチン
　毎日のように使っているキッチンは、10～20年がリフォームの目安。
　ただ、不具合があるようであれば早めの対処を。例えば排水口が流れにくい、
　換気扇の音がうるさくなったなどは、部分的でも要チェックです。

　また、食洗機やビルドインオーブンやレンジ、またオートマチックな機能
　などは、複雑な構造になっているので、寿命を延ばすためにも、
　定期的な点検をしておくと安心です。
　
　※システムキッチンのコンロやIHなども定期的な点検をおすすめします。

・ユニットバス
　毎日の使い方やメンテナンスによってお疲れ具合が大きく変わるのが
　ユニットバスだと思います。リフォームを考えるには15～20年ですが
　特に、湿気が高い場所になるので、しっかりとした換気とこまめな掃除が
　寿命を延ばすコツ。

　排水口にゴミは、雑菌の繁殖だけでなく臭いや排水口のひび割れの原因にも。
　浴槽についてもできるだけ、入浴時以外は、乾燥した状態を保つことが
　重要です。

　湿度が高ければカビが発生し、取りにくくなったり、ユニットバス壁面の
　つなぎ目で防水に使われているコーキングの劣化が早まってしまいます。
　ちなみに、コーキングだけの打ち直しも可能なので、気になるようであれば
　すぐに検討してみても良いかもしれません。
　
　また、お風呂換気に使っている換気扇は、意外な盲点。汚れやカビの付着
　に気づかず、動かなくなっても気が付かないことがあるので要注意です。

・トイレ
　基本的に陶器製の便器がひび割れない限り、長く使えるのがトイレ。
　ただ、ここもお水と接しているパッキンや配管などは、10～20年程度で
　耐用年数を迎えます。
　最近の新しい温水洗浄便座付の便器などは約10年経過するとメンテナンスを
　LEDの点滅などでお知らせしてくれる機能があったりするので、
　その機会にしっかりと点検することが大切になります。
　
　また、他の部屋より狭く、掃除もやりにくいので、湿気やホコリが原因で
　床や壁の傷みや汚れが目立つようになってきます。できれば便器だけでなく
　トイレ全体のリフォームを検討しましょう。

・洗面化粧台
　毎朝の身だしなみは、洗面化粧台の鏡の前で、毎日見ているので気づきにくい
　劣化の状態。
　特に、樹脂系の部分は、くすみが目立つようになってきます。
　また、洗面ボウルや蛇口根本の水アカや黒ズミ、鏡のくすみなども劣化の
　サインです。

　ここもメンテナンスや掃除によって寿命が変わってくる場所ですがやはり
　10～20年程度となります。ただ、排水管や蛇口のパッキンなどは、
　気にかけておいた方が良い部分です。
　
水回り設備のお疲れ具合、いかがですか？
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点検からの長いお付き合いを考えてみては。

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お家のことを考えてみる-3(水回り？)