文藝春秋7月号に「父・小澤征爾の娘として」の記事が載ったので、直ぐに購入しました



私にとっての小澤征爾さんは憧れを超えた指揮者でした



私が音楽家の夢を叶えるために上京して…



必死で食らいつきながら今までやってこれたのは…



一匹狼…で世界の扉を開けてきた小澤征爾さんの生き様を見ていたからです



大切な事は何?



そんな事を常に氏から学んで…周りが何と言おうと気にしないで真っ直ぐ音楽を見つめて来ることができた



今回の手記を読んで私も涙が溢れました



私の父が次の世界へトランジットして行くギリギリの時間…すぐ側に私はいた



そして、私の目の前で父の呼吸は止まり…そのままこの世からトランジットしたのです



実家に帰る前に先祖のお墓に行って「もう良いよね?痛い身体から解放してあげて良いよね?」と話したその日に父は旅立った



こんな事を体験した私は、小澤征爾さんの娘さんも同じように体験していた事に驚きました



そう、「もう良いよ…本当に頑張ったからね」そう思えたのは私も小澤征良さんも同じだったのです



私のスターであり、私が生き方を学ぶ事ができた小澤征爾さん



これからの自分の歩み方に勇気を頂いた…そんな気がしました



小澤征良さんの記事は…ずっと私の書斎に保管しておきます



そして、また記事を読んで思いを馳せたい…



そんな心からのメッセージでした