『６年ぶりのあしがくぼ』『秩父・芦ヶ久保』東映ヒーローワールド閉館のショック冷めやらぬ中、西武秩父駅へ。秩父は２０１５年の１１月以来です。今回の目的は「あしがくぼの氷柱」です。…

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１月末に行った「あしがくぼの氷柱」。久々の秩父と氷柱が非常に楽しかったので、秩父三大氷柱のうち期間中にもひとつ見に行けないかなと。

あしがくぼから１ヶ月後の２月２５日、ふたたび池袋駅に立つ。朝７時過ぎ。

西武池袋線の特急ホームに入線する「Ｌａｖｉｅｗ」。

今回の目的のひとつとして明るいうちに「Ｌａｖｉｅｗ」に乗るというのがありました。前回は夜で車窓真っ暗だったので。明るい所で見るＬａｖｉｅｗは更にカッコいい。

Ｌａｖｉｅｗの売りとも言える大きな窓。これは明るい時間帯の晴れた日に乗る電車でしょやっぱり。

イエローのシートもふかふかで快適。枕は手動で上下に位置を変えられます。

終点に着く間際に気付いたんですが、肘掛けにインアームテーブルが付いてるんですね。使わなかったけど。

窓が大きいので車内がとにかく明るい。窓から車窓を眺めていると浮遊感さえ感じます。ちょっと大袈裟かな？とにかく解放感があります。

池袋から終点の西武秩父まで１時間２０分。せっかく素敵な特急電車に乗るんで美味しい駅弁も食べたいなという事で崎陽軒のシウマイ弁当。久々に食べたけど美味しいねやっぱり。甘い筍が好きです。

池袋駅を出て７０分頃。芦ヶ久保駅を過ぎたところでこないだ行った「あしがくぼの氷柱」もチラっと見れました。あしがくぼは尾ノ内の２日前、２３日に終了しています。

更にその先、横瀬駅からの車窓。武甲山が見えると秩父来たなぁて感じします。

そんなこんなで「西武秩父駅」に到着。ここからはバスを２本乗り継ぎます。

その前に駅横の西武観光バス営業所で一日乗車券（１０００円）を購入。バス乗り継ぎで往復約２０００円弱かかるのでこれだとほぼ半額で往復出来ます。一部使えない路線がありますが、購入時にちゃんと確認してくれます。

９時２０分発のバスでまずは「小鹿野役場」へ。

約３５分で「小鹿野役場」停留所に到着。待合室やトイレもある和風な停留所です（この時はトイレは工事中でした。使いたかったのに…）。

５分後に乗り継ぎのバスが到着。土曜日だったのでそれなりに混むのかなと思ってましたが空いてました。

小鹿野役場から尾ノ内渓谷入口までは約３１分。その途中に「ひさつきの氷柱」というのもあり出来ればそこも見たかったんですが、バスの時間とか諸々の理由で今回は断念。また次回行けたらいいなと。

カーブが連続するグネグネの山道を走ってようやく「尾ノ内渓谷入口」に到着。

この待合室だか倉庫みたいな小屋も４年前（↓）とまったく変わってないです。

『秩父・尾ノ内』２０１７年から始まった秩父の三大氷柱を見に行く大会（参加者オレだけ）、あしがくぼ、三十槌に続いて今年は尾ノ内の氷柱を見に行きました。という事で西武秩父駅。西…

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待合室のすぐ裏手にある「龍頭神社」。ここの公衆トイレをお借りして体制を整え、いよいよここから約１.２ｋｍの山登りが始まります。

とは言え舗装された道路を歩くだけなので、全然登山じゃないですけどね。ちゃんと「尾ノ内渓谷氷柱」の登りも立っているので道に迷う事もありません。

舗装されてはいるんですが、徐々に勾配が強くなってくると多少息が上がってきます。それは運動不足のオジサンだからもありますが…。

歩いてるあいだ他に誰も歩いてる人は見ませんでしたが車やバイクとはちょこちょこすれ違ったので、やっぱり徒歩で来る人は少ないみたいです。バスの本数も少ないしね。

約１５分ほどで氷柱の入口に到着。駐車場ですねここは。まだもう少し歩きます。

さらに５分ほど歩いていよいよホントの氷柱入口に到着。４年前に来た時は雪が積もってましたが、この日は道路脇に少しだけ残雪がある程度でした。

この時点ではもう終わってましたが、こちらも夜はライトアップをやっていたのでその飾りがまだ残されていました。

という事で池袋から延べ４時間ほど（途中ゆっくりもしてますが）で、「尾ノ内の氷柱」に到着。

４年ぶり２回目ですからここまでの道程は知ってはいますが、それでもやっぱりまあまあの秘境感あります。まあそこがまたイイんですけどね。

ここの大きな特徴とも言える吊り橋。尾之内は半分この吊り橋を見に来ていると言っても過言ではありません。

この日は寒いとはいえ晴れてましたしそこまで寒く無かったので、途中所々の氷が崩れ落ちたりもしていました。

今年の冬はちょっと暖かい日も多かったからですかね。散水をして凍らせていた部分以外は地面が見えてる所もありました。それでも終了間際にこの吊り橋と氷柱を見れて良かったです。

動画撮ってみましたが、橋が揺れるので画面がグラグラしてます。

もっと早い時期に来てたら雪もあったのかも知れません。雪も見たかったなというのが正直ありましたが、それは自分が来たタイミングなので仕方ない。でも楽しかったです。

西武秩父へ戻るバスの時間までまだ少しあるので、入口横の出店でひと休み。

無料で頂ける甘酒がホントに美味しい。個人的に甘酒は好きなんですが、冬の外で飲む印象が強すぎて何でも無い時に買った事が無いんですよね。

ひと休みしてから尾ノ内渓谷入口の停留所に戻ります。４年前はこの下り坂が思いっきりアイスバーンになっていて転びそうになりながら下って行った事を思い出しました。この日はただの下り坂ですけどね。

思い出に浸りつつ尾ノ内渓谷入口バス停に到着。風が冷たくてそれなりに寒いので待合室に避難。やっぱり倉庫かもここ。

尾ノ内氷柱のご案内 - 西秩父商工会2022年～2023年尾ノ内氷柱のご案内尾ノ内渓谷氷柱実行委員会よりお知らせ尾ノ内氷柱の最新情報はこちら

www.nishichichibu.or.jp

もう終わってますが一応↑

バスを乗り継いで西武秩父駅に戻ってきました。お腹がすきました。

駅から少し歩いた所に豚みそ丼の専門店がありそこでご飯を食べたかったんですが、お店に行ってみたら「お弁当のみ」になっていたので断念。

駅に戻っても良かったんですが駅から少し離れちゃったんでついでにそのまま徒歩である場所に行く事に。

坂がね、スゴいんだわ…。

事前に地図を見てて何となくは予想してましたが予想を越える勾配の坂道でした。空きっ腹にはちょっとツラい…。

多少しんどい思いをしながら坂を登りきり「羊山公園」に到着。

しんどい思いで坂を登っただけあって「見晴らしの丘」から望む秩父市街地の眺望は素晴らしいです。

この公園は羊山丘陵にある公園で、見晴らしの丘以外にも芝桜の丘や牧場などがあるかなり大きな公園です。

ここにある「武甲山資料館」。ちょっと気になっていたので来てみました。

館名通り、武甲山の歴史に纏わる資料等を紹介する資料館です。

武甲山と秩父山地の成立ちや社会・文化との関わりなど、これまでの歴史から今後の取り組みなどを標本やパネル展示等で紹介しています。

秩父の山地や盆地で採取された化石なども展示されています。秩父と言えばやっぱりメガロドン。

秩父山地に生息する生き物の剥製とか。

武甲山で採石した石灰石が我々の生活とどのように関わっているのかなど、意外と知らない事が多くて面白いです。

武甲山資料館

www.bukohzan.jp

常設展示はワンフロアだけのコンパクトな資料館ですが、勉強になる事が多くて楽しかったです。

見晴らしの丘の東側からは武甲山が望めます。

石灰岩の採掘で削られた人工的な山肌ですが、やっぱりこのピラミッドのような独特な姿は見るたびに妙な神々しさを感じます。

西武秩父駅に戻ってきました。お腹が空いています。

専門店の方で食べられなかったので、駅のフードコートで炙り豚味噌丼を頂きました。大変美味しかったです。隣りの席でオジサン達が大宴会の真っ只中で若干騒々しかったですが。

お腹も満たされたので帰りは普通列車でゆっくり帰ります。Ｌａｖｉｅｗが停車していて若干テンションが上がってしまいました。帰りは乗らないけど。

面白いデザインですなホントに。少し遠目から見るとオモチャみたいです。

ホームに降りたら芦ヶ久保で見た「５２席の至福」と再会。ちょうど池袋方面に向けて走り去って行くところでした。

さて、陽も傾いてきたのでそろそろ帰ろうと思います。

埼玉は個人的に秩父方面に行く事が多いからなんですが、西武鉄道と言えばやっぱりこのライオンズカラーの４０００系が一番印象が強いんですよね。これに乗ると埼玉来たなぁ、って思います。

帰路の飯能まではこの「３００００系スマイルトレイン」に乗りました。カワイイ顔面。

氷柱かは分かりませんが、また何かしらで秩父に行くと思いますので、その時はまた色んな電車に乗れたらいいなと思ってます。

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４年ぶりのおのうち