横浜駅から相鉄線のカッコいい２００００系に乗って海老名駅に到着。

海老名から小田急線に乗り換えて本厚木駅。更にバスに乗り継いで１０時１３分に愛川大橋に到着。

本来は４０分弱で着きますが、いろいろあって１時間ほどかかりました。２０人以上の団体でバスに乗る時はバス会社に一報入れてから乗りましょうね。

バス停から山道の入口まで少しだけ民家のあいだを歩くんですが、ここでけっこう重大なアクシデントが…。

カメラを落としました…。アスファルトの上に思いっきり…。かなり冷や汗かきました…。

本体のカドとかレンズキャップとかも削れたんですが、幸いレンズが割れたりも無くカメラもその後何事も無かったかのように普通に動いてくれました。良かった…。ソニーのカメラ超頑丈。

そんなこんなで１０時２１分、山道入口に到着。４年ぶりに宮ケ瀬ダムに向かいます。

４年前は右の急坂を登ってあいかわ公園からダムに向かいましたが、今回は左の道から直接ダムに向かいます。

『宮ケ瀬ダム』横浜駅から相鉄線と小田急線で本厚木駅へ。更にバスに乗り継いで愛甲郡に到着。もうすでに山の上です。そして天気最高です。宮ケ瀬ダムを見に行きました。愛川大橋とい…

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上の案内板から１０分ほど緩やかな坂道を登っていきます。緩やかなんですが、運動不足の身体には地味にキツイ。

１０時３１分、宮ケ瀬ダムに到着。

新石小屋橋を渡り…。

来ました、４年ぶりの宮ケ瀬ダム。やっぱりこの大きさはいつ見ても圧倒されます。

今回ここに来たのはダムを見たかったのも勿論ありますが、大きく２つの目的があります。

この日は１１時と１４時に”観光放流”があり、ダムの麓にはすでに放流見物待ちのヒトが場所取りしてました。私の目的のひとつもその”観光放流”なんですが、その前にもうひとつの目的を果たすため１１時までにダムの上に登らなければなりません。

エレベーターで登るつもりでしたが、現在は感染防止措置のためエレベーターは休止中。という事でインクラインの往復券を買ってそそくさと乗り込みます。

１０時４５分。１１時から観光放流があるためか登りの乗客はまさかの私ひとりでした。

スタッフのおじさんに「１１時から放流あるけどいいの？」と聞かれたので、元気よく「２回目を見ます！」と答えました。

まさかのインクライン独り占め。

下を覗き込むとなかなかの高さに。インクラインの中でひとりではしゃぐヤバイおじさん出現。

楽しい時間は５分ほどで終わり、インクライン山頂駅に到着。

１０分ほど４年ぶりの天端をウロウロ。さすがの堤頂長３７５m、長いね。

待っていたのは１１時開店のレストハウス。開店時間きっかりに入るのもなんか恥ずかしかったんで、もう５分くらいしてから厳かに入店しました。

この日の目的のひとつ「宮ケ瀬ダム放流カレー」。４年前は並んでる目の前で品切れになるという屈辱を味わったので今回はそのリベンジでした。

左側の野菜を退かして旗の立ったソーセージを引き抜くとダム湖のカレーが野菜側に放流されます。やりたかったコレ。

味は辛めの中辛くらいで非常に美味しかったです。また食べたいけど他のメニューも気になる。

念願のダムカレーを食べ終え、幸せな気分のまま同じ施設内の「水とエネルギー館」をウロウロ。

ついでにダムカードもゲット。知らなかったんですが、現在は２０周年記念のカードも配布していて石小屋ダムのカードも含めて４枚も頂けました。なんとなく得した気分。

てか宮ケ瀬ダムって２００１年に運用開始されたんですね。そう考えるとまだ全然新しい気がする。

館を出る頃にはレストハウスに行列が出来ていました。まだ正午前です。

４年前にも行列が出来ていたので、今回はそれを見越して１１時にここに着くようにしていたわけです。結果は大正解でした。てか４年のあいだレストハウスが混む事を憶えていたオレの執念スゴイ。

あとはもうひとつの目的の”観光放流”ですが、まだだいぶ時間があるので取り敢えずダムを見ながらブラブラウロウロしようかと。

ダム湖の水が非常にキレイな緑色なんですが、どうしてなんでしょうね？

もう少し天気が良かったら尚更キレイだったと思いますが、こればっかりは仕方ない。

前日雨だったのをこの日は曇りで留まってくれていただけまだラッキーだったかも知れません。

お昼を過ぎるとインクラインで天端に登ってくるヒトの数が徐々に増えてきました。

「そろそろ下に降りようかなぁ」って思いながら上下するインクラインを眺めていると…。

軌道横の斜面にシカがいる。それも一匹は若干小さいので親子っぽい。

これは今インクラインで下ったらその途中でもシカを見れるのでは。という期待のもと急遽インクラインに乗り込む事に。

撮れました。ちょっと遠いけどインクラインの中から見るシカ。やっぱり親子のようです。カワイイ。

いやー、いいもの見れました。という事でダムの麓に降りてきました。

観光放流の１４時まであと３０分ほど。シカが見たくて慌てて降りてきた感じではありますが、案外いい時間だったかも。

それでもダム正面の橋の上にはすでに放流待ちの方たちが場所取りしてました。

何となく橋の上に行ってみたら上手い具合に隙間があったので入れさせて頂きました。しかもガッツリ真正面。

そして１４時ジャストに観光放流スタート。

初めて見るダムの放流でしたが、思いのほか迫力がありました。これはスゴイ。

水量が増してくると風圧が来て水煙が立ちます。すると正面で見ているので当然その水煙を全身に浴びます。けっこう濡れます。ダムと一体になった瞬間です（←興奮状態）。

約５分程で観光放流は終了。終了のアナウンスが流れると観客から拍手が起こりました。いやー、楽しかったホントに。

放流でやや水量が増した中津川。と言ってもそれほど見た目は変わりませんけど。

ダムカレーも食べてシカも見れて放流も見れて。この日の目的を完遂した上にオマケも付いてもう大満足です。近隣を眺めて行きながらゆるゆると帰路につきます。

ダムに来る途中で通りがかった「石小屋ダム」に寄り道。

正式には「宮ケ瀬副ダム」と言うそうですが、愛称が「石小屋ダム」だそうです。

宮ケ瀬ダムと同じグラビティ型式のダムですが、石積風な外観に作られているところが特徴です。

「ゴーーーー！」て音してる。

提体下の放流口から物凄い勢いで放流してます。さっきの観光放流で流れてきた水量をここで調節していると思われます。

帰りはあいかわ公園を通って下ってきました。ここでちょびっとだけ休憩。

三連休のど真ん中でちらほらテントも立ってましたが、それほどヒトは多くありませんでした。まあまあ怪しい天気だったからでしょうかね。今にも降りそうな空でしたし。

陽が射さないと木陰はかなり暗いです。誰ともすれ違わない坂道をトボトボと下って行きます。

そんなこんなでバス停のある愛川大橋に到着。バスが来るまでまだちょっとだけ時間があったので中津川の川辺まで下りてみました。

川の流れがけっこう早かったのはやっぱり観光放流の影響ですかね。川沿いには上のような注意喚起の掲示がされていました。

バスが来る頃にはとうとうパラついてきました。帰るにはわりかしいい時間だったかも知れません。

という事で４年ぶりの宮ケ瀬ダム、非常に楽しかったです。ほくほくで帰路につきました。

宮ヶ瀬ダム｜愛川町ホームページ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、施設の運営状況が変更されている場合があります。詳しくは各施設のホームページなどでご確認ください。皆さんは、宮ヶ瀬ダムのことを知っていますか？宮ヶ瀬ダムは、東京都心から約50km、横浜や川崎の市街地から約40kmという近さの場所にある、首都圏最大級のダムです。このダムは皆さんの暮らしや安全を守るた…

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