ゆりかもめ線新橋駅。久々に乗るゆりかもめにオジサンがちょっとワクワクしてます。
台場駅で降りてやって来たのは「フジテレビ本社」。
中に入るのはかなり久しぶりです。記憶が無いくらい久々。
ここで開催されている「オダイバ恐竜博覧会2024」に行ってきました。
会場が3つに分かれています。まずは社屋の外にある第一会場。いい光景だ。
「恐竜とは?」をテーマに恐竜という存在を分かりやすく紹介しています。
親子連れも多いので導入部という感じでしょうか。
会場中央で吼えまくる「ティラノサウルス」。個人的には過去各地の恐竜展などで見たことのあるロボットなので、久々にあった知り合いみたいな感慨があります。
元気でなにより。
ティラノの横には骨格標本の「トリケラトプス」。王道の並び。
この会場でもう一体、目を引いていたのが「アクロカントサウルス」の全身骨格。大型獣脚類の厳つさもあって見ているヒトは多かったように思いますが、ティラノサウルスと間違えてるヒトも多数。
全身骨格が多いと単純に見てて楽しいですね。
全身骨格以外の化石も複数。恐竜を説明する上でのキーになるような化石が中心かな?
隣りの展示室には海洋系と翼竜が。上の「エラスモサウルス」は福井でも見た標本でした。
お馴染みの「プテラノドン」。飛行ポーズでの展示って博物館だと高い位置にある事が多くてあまりちゃんと見れない場合があるんですが、この会場はそこまで天井が高くなかったので比較的しっかり見れた気がします。
小型の「ケツァルコアトルス」。幼体かと思ったらキャプションには「小型」と書いてありました。まあ幼体化石が見付かったとは聴いた事がないですが。
社屋内の第二会場は「福井県立恐竜博物館(FPDM)」の展示をメインに日本の恐竜研究に言及しています。
「フクイサウルス」。近年は恐竜研究に於いて福井での新発見も多く注目を集めているので、こういった恐竜展でも福井産恐竜の展示はマストになってきましたね。
同じく福井産の「フクイラプトル」。これもよく見る。
「フクイベナートル」の生体復元ロボ。この子は2021年にFPDMの特別展でも見ました。鳴き声が好き。
昨今の恐竜研究の進歩で生体復元もより精度が上がってきてるのかな?と思ったりもします(実物は分かりませんが)。案外原生鳥類とかとそう変わらない姿だったのかも。まあ種類にもよりますが。
次の第三会場に入るといきなりコレ。なかなかビックリします。うれしいビックリ。
全長15mの「スピノサウルス」生体復元模型。そのデカさとディテールの細かさ、動いて咆哮する頭部が会場内にとてつもない威圧感を放っています。顔面の造形も半端ない。
この浮遊感がまたイイ。これよく見ると首から下は全てバルーンで作られています。ただ、そのバルーンに施された体表のディテールがまた細かいので別素材で出来ている頭部との整合性が取れていて違和感なく一体のスピノサウルスに仕上がってます。
この子は今後もどこかの恐竜展でまた出会えそうな予感がしますね。
因みにこの子を作ったのは第一会場のティラノと同じ製作会社でした。さすがの仕事です「ココロ」。
どうしても巨大スピノに目が行ってしまうんですが、その周りにも色々と展示があります。
「スピノサウルス」復元頭骨。ちょっとカッコよすぎじゃね?ってくらいカッコいい。そういう風に復元したのかな?
近々では科博の特別展でも見た「タラルルス」。カワイイ頭骨ランク第一位だと私は思ってます。
スピノサウルス科の「バリオニクス」。ジュラシックパークの影響でスピノ科の恐竜もこうした展覧会でよく見るようになりましたね。
「オダイバ恐竜博覧会」。思っていた以上にボリュームがあって楽しかったです。場所柄もあって正直行く前はもう少し親子連れ向けのライトな恐竜展かと思ってましたが、FPDMが協力してるためか大人も楽しめるちゃんとした(言い方悪い)イベントでした。
5月6日までやってます↓
会場ではとにかくばかデカいスピノサウルスのせいで忘れてましたが、ここはあの球体の中だったんですね。景色が素晴らしい。
恐竜博を見終えるともう夕暮れでした。せっかく久しぶりにお台場に来たので少しブラブラしようかなと。
チューリップがいっぱい咲いてました。この時期なんですかね、チューリップって?
ダイバーシティのフードコートでご飯&休憩して外に出てみるともう真っ暗。ユニコーンガンダムも久々に見ました。因みにこの次の日に横浜でガンダム見に行ってます。
たまに来るとイイですねお台場。たまにでイイですけど。