*この記事はあまり明るい話題ではありませんので、特にはおすすめしません。
私個人の気持ちに整理をつける意味もあって書きました。
9月12日未明、私の妹が亡くなりました。
なんの予兆も無く、くも膜下出血で突然逝ってしまいました。
あまりに突然だったので、おそらく一番驚いているのは当の本人でしょう。
私と4つ違いの妹。
私は現在両親とは離れて暮らしているんですが、正直なところそれほど家にちょいちょい帰る方ではなかったので、家を出て以来妹と顔を合わす機会もそう多くはありませんでした。
妹もクールな性格というか、たまに顔を合わせても「よぉ、」くらいの挨拶で終わってしまう感じでした。仲が悪いわけではないんですけどね。
まともに会話をしたのは祖父母の葬儀の時くらいだったかも知れません。それももう10年くらい前かな。
おそらく最後に交わした言葉も「よぉ、」だったと思います。それも正直いつの事だか記憶にはありません。
私は家を出てからこっち、妹に対して何ひとつ兄らしい事をしてきませんでした。
思い立てば何でも出来ただろうにと今は思いますが、怠けていました。
今さらながらそんな自分に腹もたつし悲しくもなります。
もっと妹と話したかったし、もっと一緒に遊んでもみたかった。
今になってそんな後悔の念にかられています。何もかも遅いのに。バカな話しです。
両親より兄よりも先に逝ってしまった妹。「どうして」という怒りにも似た気持ちもありましたが、それ以上に今になってこんなにも兄妹として妹を思っていたことに気付かされました。
それも何を今更な話しなんですが…。
最後に、
これまで兄らしい事をひとつもしてあげられなくて本当にごめんなさい。
そして、僕の妹として生まれてきてくれて本当にありがとう。
どうか安らかに眠ってください。
今回、この記事を書くにあたり本当に書くべきか少し悩みましたが、四十九日も終わって気持ち的にも少し落ち着いてきたので、今の私の素直な気持ちと妹に対する思いを忘れないために記しておく事にしました。