科博 ~あこがれのコンパス~ | カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。

アベンジャーズ展のあと、ヲタ友と別れひとりで科博へ。17時閉館のところ16時に滑り込みました。

と言うのも特別展とかじゃなく見たいものがあったからです。

 

地球館3階の「コンパス」。通常は4歳から6歳までの幼児(推奨)に保護者同伴のみ入場できる親子向けのコーナーでしたが、コロナ禍で令和2年2月から閉鎖されていました。

それが今年に入ってからの規制緩和で、4月から一部の展示室だけが年齢制限無しで公開になり誰でも入れるようになりました。

 

科博は何度も来てますが、ボッチのオジサンはどうやっても入れなかった憧れの「コンパス」。

確かにコロナ禍は色々な弊害をもたらしてはいますが、個人的には科博が予約制になって以前より多少ゆったり見れるようになったり、コンパスの中に入れたりと悪い事ばかりでもないなと思ったりもします。まあ、いいんだか悪いんだかなんですけどね。

 

常設展には無い展示が多くてちょっと興奮してしまいました。

 

 

ここでナニが一番見たかったかと言うとやはり「ティラノサウルス」。

以前は地下1階の恐竜の展示室に展示されていた「スタン」が地球館のリニューアル後「コンパス」に移設されていました。

 

以前はコンパスの外から覗く事しかできなかった「スタン」をかなり間近に見ることができます。

柵が無くやや高い位置に展示されてるんですが、地下1階にあった時よりも近いです。

 

 

下顎の裏側をやや後方寄りから見れる。これがちょっと感動しました。

 

スタンのとなりには「ティラノサウルスの幼体」の骨格標本が展示されてます。

ティラノサウルスの幼体はまだ確実に同定できる化石が見つかっていないので、既に発見されているタルボサウルスの幼体を参考に骨格のデジタルモデルを作り、3Dプリンターで造形した標本だとか。

 

初めての「コンパス」。科博に来るたびに「いいなぁ、入りたいなぁ…」と思いながら前を通り過ぎる日々でしたが、まさかコロナ禍のおかげ(?)でボッチオジサンも入れる日が来るとは思ってませんでした。

今のところ公開期限は切られていませんが、そもそもは親子に向けてのスペースなのでいつかは元に戻ると思います。その前にまた見に行きたいところです。

 

「コンパス」を出て外からまたスタンを見てみる。久々(2014年以来)に正面が見れたからですかね、いつも見ていたバックスタイルも何か雰囲気が違って見えます。気のせいですかね。そうでしょうね。

 

3階から1階に降りてきたところで16時半。閉館時間30分前のアナウンスが流れてきましたが、せっかく来たのでギリギリまで見て回りたい。もう何回も見てますが、見たいのです。もう病気です。

 

 

 

 

久々に「スタン」にご挨拶できたので、「バッキー」さんにもご挨拶を。

 

 

閉館5分前。帰ります。

 

けどせっかくなんで日本館中央ホールもちょっとだけ。ココだけ見てすぐUターンしました。律儀なオレ。

 

ということで17時、閉館時間です。ホントに帰ります。

 

平日でしたがなんかヒトが多かった気がします。なんでだろう?

でもコロナ禍以前は平日に来てもまあまあ賑わってるのが通常の科博だったので、ある程度その頃の状況に戻ってきたという事なんですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、もう科博も終わっちゃったんで帰るしかないんですが、科博に1時間もいなかったからか、まだ明るいからか何となく去り難い。上野公園の樹々を眺めながらボーっとすること暫し。

 

この時、5月半ばでまだ夏という感じでも無いんですが、科博の向かい側の樹々は鮮やかな緑色に茂っていて、初夏の風情を感じられました。陽も落ちかけてきて、影もいい感じに。

 

上野公園と言えば春は桜、秋は紅葉の名所なんですが、個人的にはこの時期の「青紅葉」が陽に照らされている感じもけっこう好きです。目にやさしいね。

 

 

お腹も空いてきたので、ちょびっとだけ青紅葉を鑑賞してもうホントに帰ります。お疲れさまでした。