【近畿水族館巡り①】名古屋港水族館 | カ素ブログ

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7時32分、新横浜発ののぞみ155号に乗って名古屋へ。天気サイコーで富士山が超絶キレイでした。

今回は名古屋港と鳥羽の水族館を1泊2日で見てまわる計画です。

 

名古屋駅から東海道線と地下鉄名港線を乗り継いで名古屋港ガーデンふ頭に到着。

その中の施設、名古屋港水族館に行ってきました。以前から行ってみたかった水族館のひとつです。

 

名古屋港ガーデンふ頭には水族館の他にも名古屋海洋博物館や砕氷船の南極観測船ふじ等がある名古屋のレジャースポットです。

でまあせっかくなんで4施設共通券を購入して、ひとまずはお目当ての名古屋港水族館へ。

 

ここは北館と南館から成る大型水族館。外観からもそれは十分想像できますが、入館してさらに実感。

エントランス自体の敷地面積がデカいです。そしていきなりの興奮状態に。

 

いきなりのシャチです。シャチ目当てでもあったのでいきなりワーってなってますこの時点で。

9月末に行った(記事は10月UP)鴨川シーワールドに続いて人生2度目の生シャチ。

国内でのシャチ飼育はココと鴨シーだけなので、すでに国内のシャチは全て見てしまったという事になります。という謎の自慢。

 

しかもここにいるのはシャチ親子です。下にいる若干小さいのが子供のようです。

見てる間もずっと2頭くっついて泳いでるんですよ。可愛いんですよ、海のギャングのくせに。

 

となりの水槽はバンドウイルカ。でこっちも親子。エントランスからほのぼの空間になってます。

 

名古屋港でシャチの次に見たかったのがベルーガ。鴨シーではタイミングが悪く見る事が出来なかったので、今回ここで見れてかなり嬉しかったです。人生初の生ベルーガの第一印象、真っ白。白過ぎ。

 

シロイルカとも言います。イルカというだけあって顔はイルカっぽいですが、イルカよりも表情がある感じがします。取り敢えずカワイイ。このポーズもなんだこれカワイイし。

 

表面は意外にボコボコ、そして胴体下部にも脂肪があるようでブヨブヨしてました。

もともと北極圏に住む生き物ですから脂肪が多いんですかねやっぱ。

ベルーガも国内では名古屋港と鴨シー、あと八景島としまね海洋館の4ヵ所だそうです。

八景島。横浜からは当然一番近いんですが、今のところ何となく行くのを躊躇してます。ホント何となく。

 

エントランス付近でかなりの時間を費やし、なんとか先に進む決心をすると目の前に骨格標本が。

「進化の海」というクジラの進化を骨格標本や化石などで紹介するコーナーです。ホネ萌え発動。

 

バシロサウルスやジゴリーザなどの化石類も展示されてます。魚竜萌え発動。

水族館でこういった化石や標本類の展示を見れると、個人的にはすごく得した気分です。まさに俺得。

 

そして振り向けばそこはショープールを水中から見る観覧席。なんだこの大きさ、すごいぞ色々と。

 

ガラス面がとにかくデカいので海中でイルカを見ている気分です。これがけっこう大袈裟じゃなくマジに。

名古屋港のショープールは日本最大の大きさと深さなので、ここではそれを存分に感じられます。

むしろスタジアムで見るよりもプールの底が見える分大きさを実感できました個人的には。

 

シャチもベルーガもいいけどイルカもいいなあ。キレイ。

 

ちなみにここまででまだエントランスのある2階しか見ていません。全然他の所に行けない。

でやっとのことで3階に移動。と、エスカレーター上空にもホネが。こういうところがステキ。

 

スタジアムのある3階。さっきのドデカいイルカプールの上になります。エントランスのシャチやベルーガ水槽の水面も全て3階にあります。それはさて置き、ホント晴れて良かった。

 

3階は基本屋外ですが、ベルーガプールだけは屋内になります。

 

水温調節のためでしょうかねやっぱ。かわいいですね。

 

でまあせっかくなんでイルカショーを観覧。日本最大のショープール、なるほど確かにデカいです。

てかスタジアムの席数がえらいことになってます。

 

ハトの斜めうしろの席でスタンバイです。

 

イルカショーと言えばみんな大好きバンドウイルカ。くちばしの段差のとこが可愛い。

 

カマイルカも水族館ではお馴染みです。水族館巡るようになってから憶えました、カマイルカ。

 

ショー自体は大きなプールを端から端まで使うので、観覧席の上の方から見ててもけっこうあっち見たりこっち見たり忙しいです。なかなかダイナミック。

惜しむらくはカメラでイルカだけ狙うのが難しい。プールのどこから飛び出てくるか分からないんです。

 

いろいろデカい北館を断腸の思いで脱出し、やっとのことで南館へ。

北館は大水槽&哺乳類オンリーなので南館はお魚メインで大水槽は無いのかな、と思ってたらいきなり大水槽。大水槽大好きな名古屋港。

 

大量のマイワシやスマが泳ぐ黒潮の海を再現した大水槽です。

なんかアレですね、若干首が疲れてきますね、名古屋港。全部デカいし。

 

 

 

 

深海魚の液浸標本も充実の名古屋港。このビワアンコウの他にも標本多数アリ。

イルカショーやただ泳ぐ魚を見せるだけじゃなく、こういった標本展示も含めて総合的に海洋生物の多様性を見せていこうという名古屋港水族館の生真面目さが感じられます。非常に好印象。

 

急にコワい所に迷い込みました。

 

左が1613年、右が1797年にそれぞれ発明された潜水服ですコワいです。好印象だったのに。

若干ケムール人とガッツ星人にも見えてきます。

 

あー、コワかった。

 

これだけの規模の水族館ですから、トレンドのダイオウグソクムシを外すはずがありません。います。

 

若干カオスな展示のあとは心が洗われるようなサンゴ礁の大水槽へ。んでこの水槽も1階から3階までを貫いた超巨大な水槽になってます。とにかく大水槽押しの名古屋港。清々しいです。

 

シノノメサカタザメがいますよ、シノノメサカタザメ。声に出して言いたい、シノノメサカタザメ。

 

 

しかしホントに大水槽だらけ。出し惜しみナシの名古屋港。

 

 

大水槽の合間にちょいちょい出てくるホネ。ガメラの如くアーケロンが飛ぶ南館1階。

 

ウミガメ回遊水槽のある2階へ。

 

ここにはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイと大型ウミガメ御三家が揃ってます。

ウミガメもいい。いつまでも見てられます。

 

シノノメサカタザメがいたサンゴ礁大水槽の2階部分。水槽もだけどガラス面もいちいちデカい。

 

 

サンゴ礁大水槽3階部分。はいデカい。

 

ウミガメ回遊水槽も上から見る事ができます。

 

 

 

「南極の海」というコーナーの展示でここにもクジラの骨格標本が。

ホネ萌えサカナ萌えが交互に来る完全に俺得な水族館です名古屋港。もはや私信。

 

世界で唯一ココでしか展示されていない「ナンキョクオキアミ」なんてレア生物もいるんですが正直「オキアミ」なのであまり触手が動かず、個人的にはこの「シワヒモムシ」の方が気になってます。

一見湯葉みたいですが、これでも名古屋港では最も長く飼育されている生物だそうで。

もうこうなると生と死の概念があるかすら怪しい。

 

なんか久々に見た感があるペンギン。順路に沿って行くとけっこうあとの方でお目見えする印象です。

 

 

て事で名古屋港水族館、本気の巨大水族館です。巨大水槽多数なので施設自体も巨大。この水族館も1日かけてゆっくり見るべき水族館でした。

んでちょっと失敗。欲張って「4施設共通券」を買ってしまったので他の施設も見なきゃいけない、尚且つこの日のうちに鳥羽のホテルに行かなきゃいけない。結果、水族館にいたのは4時間弱。南館は後半やや駆け足で見る事になってしまいました。思っていた以上の大型水族館で時間が足りなかったです。

 

 

「名古屋港水族館」公式HP

http://www.nagoyaaqua.jp/

 

 

 

後ろ髪惹かれる思いと他の施設も見てみたいと言うカオス状態で水族館をあとに。

水族館からポートブリッジを渡って海洋博物館のあるポートビルに向かいます。

 

つづく。