太地町立 くじらの博物館 | カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。


朝6時起床。お早うございます。

和歌山、二日目です。



今回宿泊した「サンかつうら」さん。

オーシャンビューのステキな部屋をありがとう。



ホテルを早めにチェックアウトして、

紀の松島めぐりの遊覧船乗り場へ。

船で「くじら浜公園」に向かいます



そしたらば減便中で次の便まで1時間待ち。

という事でその辺をブラブラ。





桟橋のすぐ下の海面を覗き込むとフグが。

他にも魚がウヨウヨ泳いでてちょっとびっくり。



ブラブラしているうちに「くじら丸」が到着。出航です。



船に乗る事は予定していたので防寒対策はしていましたが、

やっぱり11月の勝浦湾は寒かったです。でも気持ちいい。



奇岩が並ぶ景観の中を進んでいきます。

岩と岩の間を抜けると言ってます。



けっこうなスレスレです。見せどころでしょうな。



風向きによっては寒風が来ないので思いの外寒くないです。

空も快晴だしホントに気持ち良かったです。

髪はボサボサですが。





40分ほどで太地町に到着。



今回和歌山に訪れた一番の理由。

「太地町立 くじらの博物館」です。やっと来ました。

クジラに特化した世界でも稀な博物館です。



入口を抜けるといきなりコレ。

コレを見に7時間かけて来て1泊したんです。



セミクジラの全身骨格標本。デッカイ。圧巻。

頭蓋骨の形が斬新です。





シャチ(サカマタ)の全身骨格。

こうして骨格で見ると科博にあるような水棲爬虫類や

魚竜の類を思わせるシルエットです。



他にもコククジラやミンククジラなどの全身骨格もあります。

クジラの全身骨格がこれだけ揃うとなかなか壮観です。



そしてその頭上には、



実物大のセミクジラの模型が。

実物から型どりしているそうでってスゲーな。



ヒトと比較すると巨大感が凄まじいです。

奥に見えるのは太地の古式捕鯨を再現した捕鯨船です。



2階は生物学に於けるクジラの展示室。

凶悪な武器のようなマッコウクジラの下顎。



クロミンククジラの頭部模型。リアルなパックマン的な。



ちょっと衝撃。マッコウクジラの胎児の液浸標本。

他にもハナゴンドウやコビレゴンドウの胎児が。



スジイルカの成長を追った液浸標本。

目がやさしいのがなんとも…。



シャチの胎児。なぜか胸が締め付けられます。



その他にも鯨類の骨格標本が多数展示されています。

なぜか胎児の標本のあとに骨を見るとホッとします。



そこに攻め込んでくる更なる液浸標本。色がなんとも…。

セミクジラの内臓や部位の標本がごっそりと。



心臓の内部。これじゃパシフィックリムじゃないですか。



3階は太地の捕鯨の歴史に関する展示室です。



1/10スケールの古式捕鯨船模型。

船全体を飾り立てるという派手さ。



改良五連銃。凶悪です。



90mm捕鯨砲。もぉ迫撃砲に近いです。



この日は屋上を開放中。



快晴です。



こっちの気になる方はまた後日UPします。

 

 

「太地町立 くじらの博物館」公式HP

 

 

http://www.kujirakan.jp/index.html