1月18日/国公立23大学駅伝、アベックV3を目指して出場します。
1月18日(土)に埼玉県・熊谷文化スポーツ公園内周回コースにて「第11回国公立23大学対校駅伝」が行われます。
10時50分スタートの女子は4区間16.62km、12時30分スタートの男子が6区間38.58kmです。
東京学芸大学は、アベックで2連勝中。今回も女子が8回目、男子が4回目の優勝とアベックでの3連勝を目指しますので応援のほどをよろしく願いいたします。
また、女子対校と同時に行われる「オープンBの部」には女子中長距離ブロックのメンバーで編成した「中長女子」の他、短距離・跳躍・七種の女子で組んだ「瞬発系女子」、短距離男子で編成した「短長A」と「短長B」、十種競技専門の「混成ブロック」の5チームが出場。男子対校と一緒のレースの「オープンAの部」には、「中長男子OP1」「中長男子OP2」の2チームが出場します。
大会の詳細(各チームのエントリーなど)は、「国公立23大学陸上競技連盟」のHPをご覧ください。
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http://npla1986.org/information.html
---<「対校の部」の展望>---
1月13日に区間エントリーがなされましたが、当日朝に補欠との変更が認められている(区間変更は不可)ため、ここではチームエントリー(女子6人、男子9人)の持ちタイムから展望したいと思います。
「アベック3連勝」を目指す学芸大にとってライバルと思われるのは、女子が茨城大・福島大・都留文科大あたり。男子が信州大・東京工業大・新潟大・東北大あたりです。
--(女子)--
学芸大は、1・2年生で編成した若いチームです。
1区(5.17km)は競歩が専門の渡邉志穂(1年/日本インカレ1万mW6位)ですが、5000mも17分25秒40で走り、春日部東高校時代の高校駅伝では埼玉県大会と関東大会で1区6kmを経験しています。「チームに良い流れを作れる走りをする」ことが本人の目標です。
渡邉が区間賞争いをして先頭に食らいつき、2・3区(ともに3.14km)の山田はな(1年)と鈴木翔子(2年)の中距離ランナーで抜け出して4区(アンカー)にタスキをつなぎたいところです。ともに800mが専門ですが、2013年9月の関東大学女子駅伝にも出場し、3.3km(3区/山田)と4.5km(2区/鈴木)の距離を目標通りのタイムで走りました。
アンカー(5.17km)は、11月頃からどんどん調子を上げてきた古口真理(2年/17分49秒53)です。が、最大のライバルと思われる茨城大は5000m16分29秒83・1万m33分35秒75の黒澤夏楠選手(4年)が走るため、学芸大としては3区までにどれだけの差をつけて古口にタスキを渡すことができるかどうかがポイントになりそうです。トラック5000mでの持ちタイムからすると黒澤選手とは1分20秒くらいの差があります。しかし古口も1区の渡邉と一緒に行なった1月15日の練習(2km+2km+1km)では、非常にいい走りをみせて好調です。
また、福島大は区間エントリーでは、2・3区にハードルが専門の選手が登録されていますが、当日朝の変更で800m2分08秒95と1500m4分31秒77の2人が入ってくるようならば、1区も強い選手なので3区までトップを突っ走ることになるかもしれません。
さらに前回2位(学芸大と52秒差)の都留文大も2・3区に800m2分15秒45と2分10秒97の選手を配しており、1区の走り次第では先頭争いをしそうです。
なお、学芸大のエースである柴田千歳(4年/16分23秒33・34分02秒20)は、「オープンBの部」の「中長女子」の1区に出場します。2~4区も「対校の部」と走力に差がない5000m17分台の選手でタスキをつなぎ、女子のレースでの「1・2位独占」を目指します。
--(男子)--
エントリー9人中5000m14分台4人に15分08秒27と続く選手がいる信州大が強そうです。区間エントリーでは、1・3・4区に14分台の3人を配し、1区(9.72km)は1万mで30分04秒41の北信越学生新記録を11月30日にマークした大野雄揮選手(3年)が走ります。2区(3.14km)の選手の5000mは15分39秒97ですが、1500mは4分00秒25。そして、3区(7.69km)が14分44秒76・30分45秒72、4区(5.17km)が14分53秒24の選手でタスキをつなぎます。5区(5.17km)が15分22秒19、6区(7.69km)が15分08秒27の選手で、補欠に登録されている14分52秒78の選手が当日朝の変更で5区に入ってくればトラックの記録からしても「万全」のオーダーとなります。いずれにしても信州大が優勝候補筆頭であることは間違いなさそうです。
また、前回は1区からアンカーの残り2km付近までトップを走った東工大も14分台の3人が1・3・4区を担当します。1区の区間記録(29分54秒)を持つ松井将器選手(2年/14分25秒69・30分08秒79・20km60分46秒)が今回も1区を走り、信州大の大野選手とともにレースの主導権を握ることになりそうです。2区を担当予定の15分49秒35の選手がしのげれば、3・4区は14分台の2人(14分54秒30・14分55秒16)がタスキをつなぎ、信州大にひけをとらない戦力です。5・6区が15分46秒07と15分40秒67の選手で信州大と比べるとやや手薄なようですが、1・3・4区は強力です。23大学加盟校の半数近くが出場し12月15日に行われた荒川河川敷大学対校駅伝でも1区(松井選手)からリードを奪い2連勝を果たしています。
その他のチームでは、新潟大が14分台2人に15分18秒52以内までに計7人、東北大も14分台2人に15分26秒90以内までに計6人。ともに11月の全日本大学駅伝に出場し選手層の厚いチームで上位争いにからんでくることは間違いなさそうです。
これに続くのは、当日朝の補欠との入れ替えの可能性を含めて14分台や15分台ちょっとの選手を1・3区のポイント区間に配することができる静岡大・埼玉大・首都大東京あたりでしょうか? ただ、3~4番目以降の戦力が、上述の信州大・東工大・新潟大・東北大などと比べると手薄なようです。
対する学芸大の14分台は3人で、15分07秒89・15分19秒87までが上位の5人。
1区(9.72km)と3区(7.69km)のポイント区間は石田竜祐(3年/14分33秒46)と柘植翔太(2年/14分53秒45)で担当する予定です。この両区間で信州大・東工大との差を最小限にとどめることが「V3」に向けての大きなカギとなりそうです。
2区(3.14km)の根橋徹(3年/15分07秒89)は前回も2区で区間賞と1秒差の区間2位。1500m3分56秒66のスピードを生かして大いにチームに貢献してもらいたいところです。
4区(5.17km)の吉原稔(2年)は5000m15分52秒07ですが、このところの練習では好調で、駅伝メンバーを決める1月8日の学内最終選考会では、自己ベストを大きく上回る好走をみせてメンバー入りしました。
5区(5.17km)の原広野(3年/14分52秒70・30分30秒20)が、他校の戦力が最も手薄になるであろうこの区間でどれだけ稼げるかも2区の根橋とともに学芸大にとってはポイントになりそうです。
アンカー(7.69km)は男子ブロック長の神田朝日(3年/15分19秒87)がつとめます。もともとは800mが専門でしたが、2012年から次第に距離を伸ばして2013年箱根駅伝予選会の20kmでは65分54秒で走るスタミナも備えてきました。入学してから400m~ハーフ、3000mSCも加えてすべての種目で自己ベストを更新している頼もしいブロック長です。
なお、前回3区(区間3位)を担当した鳥羽大地(3年/15分20秒56)が本来であればメンバー入りするところですが、11月の故障が長引き残念ながらオープンでの出場となりました。
2013年に800m・1500m・5000mですべて自己新記録をマークした杉森亮太(1年/3分59秒25・15分27秒53)も年明けに調子を崩して補欠にまわることになりました。
また、12月末以降に急浮上し、1月8日に実施した学内最終選考会の段階でチーム内5番目の実力の走りをみせた小原成(1年/15分41秒84)ですが、12月20日のチームエントリー(メンバー登録)の時点ではチーム内10番目以下だったため、これまた残念ながらオープンの部での出場となりました。
大学院2年の三上哲史(14分42秒42・30分21秒67・3000mSC8分59秒60)と清沢創一(3分54秒65・15分11秒43)、4年生の前田雅人(4年/15分09秒43)を修士論文や卒業研究の都合で対校の部に起用できなかったも残念なところです。
上述の通り、トラックでのベスト記録からすると必ずしもベストメンバーではありませんが、現時点でのベストメンバーであることは間違いありません。
レースではライバル校にしぶとく食らいつき、男子ではこれまでにどこの大学も成し遂げたことがない「3連勝」に向けて頑張りますので、応援のほどをどうぞよろしくお願いいたします。
---<「オープンの部」の各チームの目標&見所>---
(オープンBの部/女子対校と一緒のレース)
・中長女子 /「打倒・対校チーム&混成男子」
・瞬発系女子 /「楽しく走ってタスキをつなげる!」
・短長A /「混成に勝つ」
・短長B /「女子に勝つ」
・混成ブロック/「激走!」
(オープンAの部/男子対校と一緒のレース)
・中長男子OP1/「OPの部でトップ」
・中長男子OP2/「他大学の対校チームに勝つ!」
各チームが掲げている上述の目標の通り、「オープンB」では、「中長女子」と男子の「短長A」「短長B」「混成」に「女子対校チーム」を加えた計5チームの学内での勝負が「見所」になりそうです。
日本インカレや関東インカレの入賞者3人が出走予定の「瞬発系女子」は、「『女子対校の部』のどこかのチームに勝つことができるか?」といったあたりが「見所」でしょうか? といっても、「楽しく走ってタスキをつなげる!」が目標ですので、各選手が「本気で走る」のかどうかはわかりませんが……。
ちなみに、「混成ブロック」で出走予定4人の十種競技ベスト記録の平均は「6606.5点」です。確かなことは言えませんが、十種の平均記録では「日本歴代最高得点の駅伝チーム」である可能性が高そうです。といっても、十種競技の選手のみで駅伝に出場するようなことは、これまでにもほとんどなかったでしょうけれども……。なお、チームエントリー6人の上位4人の平均では、「6723.0点」になります。
「オープンA」の「中長男子OP2」の5区には、1500m学芸大学記録(3分50秒81)保持者の福井雅俊OB(2013年卒/14分32秒76・ハーフ65分45秒)も出場予定です。過去2大会はアンカーをつとめ2年連続の区間賞で優勝テープを切りましたが、旅行会社に勤めて10カ月あまり。新入社員としての仕事に追われてほとんど(まったく?)練習していない中で、どのくらい走れるのか(=衰えているか)にも注目です。
と、福井OBをちゃかしているように思われるかもしれませんが、卒業後も仕事に追われる中で可能な範囲でランニングを続け後輩とともに同じ舞台でタスキをつなぐというのは素晴らしいことです。今回は、卒業生のみで高崎経済大(2チーム)、首都大東京、電気通信大がチームを編成して出場されています。学芸大のOB・OGの方々もスケジュールが合いましたら次回は是非ともご参加くださいませ。
<<<23大学駅伝(対校の部)での学芸大の歴代総合成績>>>
・2010年度は、コースが確保できなかったため中止。
【男子/2002~2009年は立川・昭和記念公園。2012年からは熊谷文化公園】
第1回 2002.12.08 5区間28.68km 2位 1.31.44.(1位・信州大との差 1.34.)
第2回 2003.12.14 5区間30.0 km 4位 1.35.40.(1位・信州大との差 2.18.)
第3回 2004.12.12 5区間30.0 km 3位 1.33.34.(1位・新潟大との差 0.49.)
第4回 2005.12.11 6区間34.1 km 4位 1.46.28.(1位・信州大との差 1.58.)
第5回 2006.11.26 6区間36.6 km 優勝 1.56.15.(2位・茨城大との差 0.16.)
第6回 2007.11.25 6区間36.6 km 8位 1.59.54.(1位・信州大との差 3.18.)
第7回 2008.11.24 6区間36.6 km 6位 1.57.23.(1位・横国大との差 1.59.)
第8回 2009.11.22 6区間36.6 km 2位 1.54.49.(1位・新潟大との差 0.01.)
第9回 2012.02.11 6区間38.58km 優勝 1.59.11.(2位・新潟大との差 1.35.)
第10回 2013.02.16 6区間38.58km 優勝 2.02.18.(2位・東工大との差 0.14.)
第11回 2014.01.18 6区間38.58km ??
【女子/2002~2009年は立川・昭和記念公園。2012年からは熊谷文化公園】
第1回 2002.12.08 4区間19.12km 優勝 1.10.23.(2位・群馬大との差 6.07.)
第2回 2003.12.14 4区間15.0 km 優勝 54.39.(2位・横市大との差 2.51.)
第3回 2004.12.12 4区間15.0 km 優勝 52.47.(2位・福島大との差 2.18.)
第4回 2005.12.12 4区間14.9 km 優勝 52.15.(2位・茨城大との差 0.18.)
第5回 2006.11.26 4区間15.6 km 2位 57.27.(1位・信州大との差 2.14.)
第6回 2007.11.25 4区間15.6 km 優勝 54.05.(2位・茨城大との差 0.16.)
第7回 2008.11.24 4区間15.6 km 2位 54.49.(1位・茨城大との差 0.31.)
第8回 2009.11.22 4区間15.6 km 3位 56.32.(1位・新潟大との差 2.21.)
第9回 2012.02.11 4区間16.62km 優勝 1.00.05.(2位・都留文との差 2.30.)
第10回 2013.02.16 4区間16.62km 優勝 1.00.10.(2位・都留文との差 0.52.)
第11回 2014.01.18 6区間16.62km ??
<<23大学駅伝(対校の部)での学芸大の歴代区間賞獲得者>>
【男子】
・第1回 2002
2区/4.78km 岩岡 敬祐(4年) 14.54. (区間2位との差 0.02.)
・第2回 2003
なし
・第3回 2004
なし
・第4回 2005
なし
・第5回 2006
6区/ 5.2km 伊藤 拓也(3年) 16.01. (区間2位との差 0.14.)
・第6回 2007
なし
・第7回 2008
なし
・第8回 2009
1区/10.3km 斉藤 隼人(2年) 31.36. (区間2位との差 0.26.)
6区/ 5.2km 山口 貴史(4年) 16.03. (区間2位との差 0.28.)
・第9回 2012
1区/9.72km 斉藤 隼人(4年) 29.56. (区間2位との差 0.18.)
4区/5.17km 山口 貴史(院2) 15.53. (区間2位との差 0.15.)
5区/5.17km 石田 竜祐(1年) 16.01. (区間2位との差 0.07.)
6区/7.69km 福井 雅俊(3年) 23.36. (区間2位との差 0.22.)
・第10回 2013
6区/7.69km 福井 雅俊(4年) 24.17. (区間2位との差 0.13.)
【女子】
・第1回 2002
1区/4.78km 前野希代子(1年) 16.33. (区間2位との差 1.09.)
2区/4.78km 宇野智恵美(3年) 17.25. (区間2位との差 0.19.)
3区/4.78km 富山 美佳(1年) 17.30. (区間2位との差 1.37.)
・第2回 2003
1区/5.0 km 富山 美佳(2年) 17.21. (区間2位との差 1.06.)
3区/2.2 km 江口 恭子(2年) 8.08. (区間2位との差 0.10.)
4区/5.0 km 西村 明真(1年) 18.36. (区間2位との差 0.58.)
・第3回 2004
1区/5.0 km 富山 美佳(3年) 16.59. (区間2位との差 0.28.)
2区/2.8 km 前野希代子(3年) 9.59. (区間2位との差 0.07.)
3区/2.2 km 牧原 幸子(1年) 7.43. (区間2位との差 0.31.)
・第4回 2005
2区/2.6 km 小口 陽子(3年) 9.01. (区間2位との差 0.06.)
3区/2.3 km 白井久美子(2年) 7.53. (区間2位との差 0.20.)
4区/4.9 km 牧原 幸子(2年) 17.02. (区間2位との差 0.06.)
・第5回 2006
3区/2.3 km 白井久美子(3年) 8.05. (区間2位との差 0.28.)
・第6回 2007
1区/5.1 km 土井友里永(1年) 17.25. (区間2位との差 0.26.)
2区/3.0 km 牧原 幸子(4年) 10.28. (区間2位との差 0.21.)
3区/2.3 km 大友 稚弘(3年) 7.53. (区間2位との差 0.06.)
・第7回 2008
なし
・第8回 2009
なし
・第9回 2012
1区/5.17km 柴田 千歳(2年) 17.39. (区間2位との差 1.14.)
2区/3.14km 持田 百絵(1年) 11.38. (区間2位との差 0.12.)
4区/5.17km 本田 理美(1年) 18.44. (区間2位との差 0.30.)
・第10回 2013
1区/5.17km 柴田 千歳(3年) 17.43. (区間2位との差 0.40.)
2区/3.14km 鈴木 翔子(1年) 11.07. (同記録で2人が区間賞)
3区/3.14km 古口 真理(1年) 11.46. (区間2位との差 0.14.)