依田崇弘OBの記事が山梨日日新聞HPに掲載されました | 東京学芸大学陸上競技部 公式情報掲示板

依田崇弘OBの記事が山梨日日新聞HPに掲載されました

箱根駅伝・関東学連選抜チームの16人に斉藤隼人 (3年) とともにエントリーされている依田崇弘OB (2006年卒。現在、東京大学大学院博士課程3年。東京学芸大学中長距離ブロック・アシスタントコーチ) の記事が、12月27日付の「山梨日日新聞」のHPに写真付きでアップされました。


リンク先のURLは、下記の通りです。


http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/27/2.html


なお、リンクは10日ほどで切れてしまうと思いますので、下記に記事の本文を転載させていただきます。


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山梨県内のニュース(山梨日日新聞から)


2010年12月27日(月)


27歳東大院生、箱根路に挑戦
甲府出身・依田さん(関東学連選抜)エントリー心待ち
天文研究と両立、集大成に


 正月恒例の箱根駅伝(第87回東京箱根間往復大学駅伝競走)の関東学連選抜チームの登録選手に、甲府市出身の異色のランナーがいる。東京大大学院生(博士課程3年)の依田崇弘選手。年齢は27歳で全選手の中で最年長。夜遅くまで専攻する天文学について研究しながら、早朝からトレーニングに励んで1カ月平均600~700キロの走り込みを続けた。高いレベルで勉強とスポーツを両立させることに挑んだ。論文を書き終えた今、その集大成として箱根路を駆け抜けようとしている。


 依田選手は数日前、大学に約100ページに及ぶ英文の博士論文を提出した。望遠鏡で観測した天の川銀河系に関する内容。「長野・野辺山の観測所に泊まり込むなど、7年間の研究の成果をまとめることができた。あとは箱根だけ」と、現在は東京都小平市の自宅周辺や母校東京学芸大でトレーニングを重ね、29日の区間エントリー発表を待っている。

 陸上を始めたのは大国小6年。陸上記録会への出場を機に、地元の大国陸上クラブに入った。上条中、山梨学院高と進み、高校時代は県代表として全国高校駅伝に出場した。東京学芸大に進学してからも陸上を続け、800メートルなど中距離で活躍した。

 東京大大学院に入学後、東京マラソンや福岡国際マラソンなどフルマラソンに挑戦し、納得できるタイムを記録。そのころから、大学陸上界で最も注目され、精鋭が集う箱根駅伝への思いが強くなった。

 25歳で出場した2年前の予選会で関東学連選抜に初選出されたが、区間エントリーから漏れて本番は補欠に回った。昨年は予選会の順位は良かったが、選抜メンバーに選ばれず、あきらめようと思った。

 今年4月、東京学芸大の長距離コーチに就任、箱根を目指している斉藤隼人選手(3年)の練習パートナーを務めることで、再び挑戦する気持ちになった。2人で走り込みを続けた結果、斉藤選手とそろって選抜メンバーに選ばれた。

 27歳は、箱根に出場する20チームの登録全選手320人の中で最年長。その下は22歳で、10歳近く若いランナーもいるが「年齢がハンディになるとは思わない。自分の力を発揮するだけだ」と言い切る。

 来年4月からは山梨に戻り、母校山梨学院中・高の理科教師としてスタートを切ることが決まっている。「子どもたちには勉強はもちろん、スポーツの素晴らしさも教えたい。両立できることを自分が箱根を走ることで証明したい」と思っている。