僕にはたまに恋文が来る
![$森守洋のゴルフ日記-IMG_5790.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20121206/17/tgstgs69/f2/e0/j/t02200295_0764102412318498311.jpg?caw=800)
全部おじさんからですが
嬉しい♥
で今回のTさんからいただいたお手紙にはかなりおもしろいことが
練習場のマットの上からではダウンブローに打ちにくいと
確かにそう
ここが一番海外と日本でのゴルフ事情に差があるところかな
アメリカなどでは普通に芝の上から球を打ちながらスイングを学んでいける
もちろん芝の上なので凹んだ所もあれば芝の薄い箇所もある
さまざまなライで球を打てる
こういった環境で球を打っていけばライに対応する能力も自然とつく
=無意識にでも自然とダウンブローにスイングするようになる
しかし当然ながらマットの上ではいつも同じライ
しかも手前にエッジがはいっても滑るマットも多い
自然とハンドレイト ヘッドが先に落ちちゃう状態でインパクトしてしまいやすい
いわゆる合わせにいくインパクトになりやすい
これでは上下のインアパクトエリアが一点しかないのでナイスショットを打つのはダルビッシュのスライダーを打つようなものである
そこでこのTさん
練習場では必ず 短いティにティアップしてアイアンを打っていますと
普通に考えるとティアップして打つと余計しゃくるイメージになりやすいと思うのだがここではこのティアップの使い方を逆に使う
ティアップしてショートアイアンで低い球を打つ
スイングの円の最下点 手前で球を捕らえないとショートアイアンで低い球は出ない
ティアップしていることによりボールの先の下に空間があるわけだからダウンブローをイメージしやすい
素晴らしい練習法
これは僕が陳先生に教わった時に一番初めに教わった練習法
ショートアイアンで低いティで低い球を徹底的に打ちなさいと
ティの先のマットに打った後のヘッドがこするイメージでと
あとはドライバー練習するなら5Wで同じ練習しなさいと
要はゴルフスイングにしゃくる動きは 横から当てる合わせる動きはないんだぞと
現に陳先生がレッスンをされている銀座松屋の屋上練習場のマットは先生考案でマットの下にスポンジみたいのが入っていて球を打ちぬいた後に下へヘッドが入っていける作りになっている
まさにダウンブロー養成マット
世の中にはアマチュアの方でゴルフが大好きでゴルフを研究しまくっている方が大勢いる
僕もコーチとして教えている身だがまだまだ知らないことがたくさんありすぎる
なのでこういった恋文は本当に嬉しいし勉強させてもらっている
お客様を上手くさせるためにはお客様の気持ち 感覚がわからなくては話にならない
どんな研究でも人それぞれものの捉え方が違うので面白い
ということで次はグラビアアイドルからの恋文お待ちしております