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平成30年生まれの娘
と令和5年生まれの息子
の育児記録です。
5歳年長さん娘は、発達ゆっくりです
前回の、娘の保育体験に参加した話の続きです。
娘は1歳で保育園に入り、今のクラスの子たちとはもう5年目です。
だから、クラス全員の顔も名前もわかるし、その親の顔もバッチリわかります
クラスの子たちのキャラも把握していたつもりでしたが、実際にクラスでわちゃわちゃしているところを見たら全然違いました
甘えん坊でママ大好きっ子なイメージのTくんが、クラスの中では仕切り屋活発男子だったり。
バブみが残る妹キャラのSちゃんが、チクリ魔で孤高の存在だったり。
やっぱり、実際に子供たちと過ごしてみないと、全然わかりませんね
ママの前とキャラ違う子も結構いたし、年長さんってもう色んな顔を使い分けられるんだなあと勉強になりました。
年長さんの恋リア
保育体験の日、みんなで公園にお散歩に行くことになりました。
お散歩に行くときは、園児2人で手を繋いで行きます。
先生が適当に並べてペアを作っていると思っていたんですが、違いました。
まさかの、自分で好きな子を指名する方式でした。
先生が園児を1人指名し、
「それじゃAくん(指名された子)、誰か1人、手を繋ぎたい女の子を選んでくださーい
」
なんて女子高生みたいなノリで呼びかける。
園児たちはキャッキャ騒ぎながらAくんの選択を見守っている。
なにこの雰囲気、急に恋愛リアリティショー始まった
先生たち絶対これ楽しんでるでしょ。
Aくんは、ちょっと照れながら、クラスのアイドルBちゃんの手を取りに行きました。
その時のBちゃんの勝ち誇った笑顔よ
立派に女子の顔してた、1番に選ばれた女の顔(笑)。
そんな感じの流れで次はCくんが先生に指名されて、大人っぽいDちゃんを選びに行きました。
着々とカップル成立し、先生の元に並んでいきます。
娘...大丈夫か？
娘は私から見たら可愛いけど(親バカ)、この中じゃ全くモテないだろうな、コミュ障だし。
選ばれたモテ女子を見ても、ノリの良さとコミュ力だなと感じる。
娘が最後の1人になっちゃったらどうしよう、可哀想すぎて私が耐えられる気がしない
どうせ誰にも指名されないなら、先生に指名されて娘が選ぶ側になって！！
と、ドキドキしながら3巡目。
男の子2人続いたので、次に先生に指名されたのは、Eちゃん。女の子。
Eちゃんは、保育園に入る前の0歳児童館時代からのお友達。
娘の数少ない、仲良い子です。
とはいえ、Eちゃんは社交的で誰とでも仲良しなので、Eちゃんにとって娘は沢山の友達のうちの1人。
しかも同性である。
娘が選ばれる確率は低く、私は次のターンに期待だなと、ぼーっと見ていました。
先生
「Eちゃん、好きな子選んでくださーい」
Eちゃん、残っている子たちの列を見渡す。
期待しながら待っている男子たち。
自分だと思っているのか、「ウヒョッ」と声をあげて喜びが抑えられない男子もいる。
年長さん男子マジでおもしろ可愛い。
Eちゃん、トコトコ歩いて、なんと娘の前で立ち止まりました！
Eちゃん
「娘ちゃんが好き
」
Eちゃん、そう言ってうちの娘をハグ。
娘はニヤリと笑いながら、Eちゃんと手を繋いで選ばれし者たちのゾーンへ。
Eちゃんありがとう
抱き合う女子2人の横で悔しがっている男子たちの光景がシュールだったけど
まさか3巡目で指名されると思わなかったよ、最後に残されると思ってた。
Eちゃんほんとにありがとねえ、好きな男の子よりも友情選んでくれた、良い子だー
その後、園児たちは次々とマッチングしていき、最後に残った子は先生と手を繋いでいました。
「俺さ、〇〇先生と手繋ぎたかったからさ、別にさ、なんでもいいんだけどさ」
と、最後に残っちゃった男の子がブツブツ文句言っていました。
負け惜しみのような遠吠えが、可愛かった
こういう、自分で好きな子を選ぶ体験も、選ばれる体験も、良い経験になっているのかな。
先生に、
「娘が選ばれるかドキドキしました
」
と話したら、
「そうよね、みんな色々で楽しいですよ！
同じような子ばっかり選ぶ子もいるし、毎回違う子を選ぶ子もいるから」
と先生が言うので、娘はどっちのタイプですか？と聞いたら
「娘ちゃんはねえ、毎回同じ子を選ぶかな！」
と、即答でした。
ですよねえ！社交性ないもんなあ
突然始まった好きな子選び、親にとっては心臓に悪かったな
親はどうしても、自分の子が常に選ばれる側でいてほしい、みんなに好かれていてほしいって思っちゃうから、実際に見るのは勇気いりますね
これ買いました。
すごく可愛いし便利です
