娘出産後、疎遠になっていた部活仲間から連絡が来ました。
久しぶりに会おうって言われて、会うことになりました。
娘連れなので、うちの近くで会うことになり、久しぶりに友達と再会しました。
友達は専業主婦で、20代のうちに子供2人出産済み。部活の集まりでもいつも率先して子供の話してた1人。
独身組が仕事の話しても興味ないのか、すぐ子供の話にすり替える。
そのうちメンバーもママ率増えてきて子供の話の方が盛り上がるようになった。
不妊治療始めてからは辛くなってきて、それで集まりに私だけ行かなくなったのですが
友達は、私が部活の集まりを欠席しまくってたこととか、特に突っ込まずに、子育てのアドバイスとかしてくれて、楽しい時間を過ごしました。
帰る直前に、友達にズバッと聞かれました。
友達「子供、治療してた?」
私「うん」
正直に答えました。
結婚して6年子供いなかった時点でお察しだったろうし。
友達は、サラッとした反応でした。
友達「そうかなーと思ってた。〇〇(私)、集まり来なくなったから」
気まず。
バレてたし
なんて答えようかなーって苦笑いしてたら、友達が唐突に謝ってきました。
友達「いつも、子供の話ばっかりしてごめん」
私の心境
私「え、全然気にしてないよー!」
って、必死に謎の言い訳というか、なんて答えたらいいかわからなくてテンパる。
友達「ごめんね、子供の話しかできなかったんだよ、だって他に何もないから。〇〇(私)に、いつも子供は?って聞いてばっかりでごめん」
って、わりとガチで謝られました。
そして、友達もまた孤独で辛かったと話してくれました。
仕事続けたかったのに、小さい会社だったから育休継続できなくて泣く泣く専業主婦になったこと。
長女の持病により、その後もフルタイムの仕事は難しく、今もパートしかできないこと。
若くして産んだから、独身でバリバリ働いてる私たちが羨ましかったこと、だから辛くて仕事の話は聞きたくなかったこと...等。
いつも子供の話を楽しそうにしている友達が、そんな悩みを抱えてるなんて全然知らず
お互い、ないものねだりだったんですね。
私たちは就職氷河期世代の少し下で、氷河期ほどじゃないけど新卒で総合職入社するのは、今よりハードル高かった世代です。
そんな中、頑張って就活して入った会社をすぐに辞めるのは、悔しかったと思います。
部活の集まりは年々減っていって、今じゃ3年ほど開催されていないです。
疎遠になっちゃった子もいます。
不妊拗らせてなかったら、集まりに出続けてれば、今も繋がれてたかなーって友達は何人かいて、時々思い出して後悔するけど。
連絡をくれたその友達と、また付き合いが復活できたことは、本当に嬉しかったです。
いろんな立場、視点に立って考えられる人間になりたいなって、日々思っています。