各スポーツの世界では、アラフィフ世代でレジェンドと呼ばれる選手がいますよね。

 

・イチロー選手(野球)

・三浦知良選手(サッカー)

・葛西紀明選手(スキージャンプ)

・武豊騎手(競馬)

・羽生善治棋士(将棋)

 

レジェンドと呼ばれる選手は歴代1位、歴代最多、史上最速、史上最年少のような記録を持っていますが、ニュース等で報道される際にいつも気になっていたのが、その記録だけを紹介していても凄さ加減が分からない!ということです。

 

その競技をよく知っている人であれば記録にどれほどの価値があるかわかるものですが、あまり知らない人、興味のない人にとっては記録の絶対値だけでは偉業が伝わらないと思うんですよね。

 

 

例えば私のライフワークのひとつである競馬、武豊騎手の記録について。

 

武豊騎手は競馬界のあらゆる記録を史上最速、史上最年少で塗り替えてきましたが、通算G1勝利数の記録でも勿論歴代最多を誇っています。

 

※G1とは、数あるレースの中でも最高のレベル、格を持つレースで、日本国内では年間約30レース行われています。

 

 

その勝利数は何と通算117勝!

 

通算100勝達成時には大きく報道されましたが、競馬を知らない方にとってはそれがどれほど凄いことなのかよく分かりませんよね?

 

そこで私は記録の凄さ、価値を示すためには2位以下の記録も併せて紹介するべきだと思うのです。

 

武豊騎手のGI通算117勝は海外競馬などの数字も含まれていますが、日本国内の中央競馬のみでは77勝です。

 

ちなみに中央競馬G1勝利数の2位以下の記録はこんな感じになっています。

 

1位 武豊        77勝
2位 M.デムーロ    31勝
2位 岡部幸雄     31勝
4位 C.ルメール    28勝
5位 蛯名正義     26勝
5位 横山典弘     26勝
7位 福永祐一     25勝
7位 池添謙一     25勝
7位 岩田康誠     25勝
10位 安藤勝己     22勝

 

これを見て頂くと武豊騎手の記録が如何に傑出しているかが分かると思います。

 

武豊騎手の記録の多くがこのように傑出したものになっていますが、逆に僅差で争っているような記録であれば2位以下の記録も改めて注目されることになるのではないでしょうか。

 

ちなみに海外ではイギリスのデットーリ騎手が通算G1勝利数250回以上!!

上には上がいるもんですね~。

 

 

そんな競馬界で傑出した記録を残してきた武豊騎手に関する書籍も数多く発売されています。

 

こちらは数々の名馬、名レースの中で武豊騎手が何を考えていたのかが書かれているものです。

 

 

 

 

そして天才・武豊騎手も2010年に大きな落馬事故を経験し、どん底まで落ちた時期がありました。

その時の苦悩やどん底からの復活の過程を記したものがこちらです。

 

 

競馬にそれほど興味がない方でも、レジェンドと呼ばれる武豊騎手の思考を知ることができ面白い内容になっていると思いますので、是非読んでみて頂ければと思います。

 

 

ところでミニッツ界にもレジェンドと呼ばれる選手、記録はあるのでしょうか?

 

偉大な人や記録に触れることもその世界への興味を深めるにはいいことだと思いますので、色々な分野でのレジェンド、記録を調べてみるのも楽しいと思います。