今年で一番嬉しかったことは天才少女のサラさんに実際に会えたことだった。

今年で一番嬉しかったことは天才少女のサラさんに実際に会えたことだった。

天才国家社会主義者白人女性のサラさんのことをネットのYoutubeで知ったのは今年の2月か3月頃だと思うが、「日本が核武装するべき理由」という東大教授が書いた本を全く辞書を読まずに読んでいるので、「何かのトリックを使っているのでは？」と疑ったのが初めの印象だった。かわいらしいまだ20代前半くらいの白人の若い女性が、東大教授が日本人の大人のインテリ層に向けて書いた本を、スラスラと辞書も引かずに読んでいるというのがあり得ないと思ったのだった。

僕は一応、中学生の頃までは成績はトップクラスで宮城県で１、２を争う進学校で学んでいたので、東北大学医学部大学院卒、東京大学法学部卒などの高学歴の友達がいるが、そういういわゆる高偏差値の友達よりも遥かに頭が良いと思った。

彼女ニコニコ動画で放送をしていたしYoutubeにも動画をアップしていたが、自分のことを「国家社会主義者のサラです」と紹介していた。だから、初めは「ドイツ人だろう」と思ったが放送の中で「イギリス国籍ですが、生まれはアメリカ中部の田舎町です」と言っていた。まあ、今ではドイツは可哀そうなほどの左翼国家になってしまったので、ドイツよりもアメリカなどの外国の方がナチス思想の運動がしやすいというのは知っている。

それで、僕は英語とドイツ語がまあまあしゃべれるから彼女のニコニコ生放送、Youtube動画、ツィッターなどに英語とドイツ語でコメントをしていて、「良かったらメアドを交換してメル友になりませんか？」と頼んだら彼女が快諾してくれたので、メールを交換してメル友になることができた。もちろん、とても嬉しかった。

メールを交換してわかったサラさんがナチス・ドイツと大日本帝国の思想に染まった経緯はこういうことがあったからだという。

アメリカ南部に住んでいた彼女は高校の時に歴史の授業で、「アメリカが日本に原爆を落としたのは正しい」「日本とドイツは世界征服を企んでいたので、それを止めた連合軍は解放軍だ」「ホロコーストは人類最悪の罪であり、ホロコーストを行ったナチス・ドイツを責めないといけない」と習った。彼女はこの授業を全くおかしいと思った。

アメリカの歴史授業は日本のように詰め込み式ではないので第二次大戦について生徒同士のディベートがあって、「世界征服を企んでいた枢軸軍を止めたアメリカを中心とする連合軍は正義の軍隊だ」と、同級生は主張した。でもＳが、「実際に第二次大戦後に世界を征服したのはアメリカですよね？しかも、ソ連と東西冷戦を始めて全世界に迷惑をかけましたよね？その事実についてどう思いますか？」と返答すると、先生を始めとして生徒たちは誰も反論できなかった。それでも先生は、「とにかく連合軍が正義の軍隊なんだ」と無理に結論づけた。

さらに現代史の教育では映画「シンドラーのリスト」を見て、ナチス・ドイツという犯罪国家に対してリポートを書くようにという課題があった。これにもサラは反論した。「ホロコースト以外にもスターリンによる粛清とか毛沢東の共産中国の犯罪とかありましたよね？そちらの犠牲者の方が多いのに、なんでホロコーストだけが犯罪扱いなんですか？」と先生に質問した。先生は「他の政府の犯罪はどうでもいいから、とにかく、ホロコーストの犯罪についてレポートを書けばいいんだ」と答えたので、「アメリカの歴史教育はあまりにもユダヤ人と共産主義を気遣っており、日本とドイツを何が何も悪人にしようとしていておかしい」と不思議に思った。

それで、サラはネットで「なんでこんな偏った歴史教育がなされているのか」ということを調べてみると、アメリカのはハーバード、イェールのような有名大学の教授、有名なマスメディアの重役はほとんどがユダヤ系か共産主義かぶれの人ばかりということに気付いた。だから、彼女は「私はアメリカの大学には行かない。他の国の有名大学、日本の東京大学、ドイツのハイデルベルク大学も同じようなものだろう。アメリカのマスコミも信じてはいけない」と確信した。

彼女はその後、どこの大学にも行かずにひたすらネットで「ユダヤ人と共産主義者による洗脳」を否定している立派な人たちを探した。そうしたら彼女は、大日本帝国とナチス・ドイツの政治家、また、三島由紀夫のような戦後でもその思想を受け継いでいる人たちを見つけた。そこで、彼女は独学で必死に日本語、ドイツ語と大日本帝国、ナチス・ドイツの政治思想を勉強したという。

サラさんと６月中旬に実際に会いましたが、その時のことは次のブログに書きます。もちろんですが、特定につながるような

個人情報は一切書きません。