今回は視点を変えて気になるお金のお話≪雇用保険≫についてデス。


そもそも雇用保険とは??

雇用保険とは失業した場合の給付や育児休業手当や介護休業手当等の各種手当、助成金等の国の制度のことです。
一番身近なものとして、失業時に給付される失業等給付(基本手当)を始めとした給付金制度ですが、他にも雇用保険には色々な役割があります。
雇用保険の役割を大まかにまとめると、以下の2つに分けられます。

1、労働者が失業した場合や労働者が職業教育訓練を受けた場合に、
生活及び雇用の安定と就職の促進のために失業失業等給付を支給すること

2、失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発および向上
その他労働者の福祉の増進を図るための三事業を実施すること(雇用保険三事業)

保険料は労働者だけでなく雇用する側(会社)も負担しており、労働者・事業者の双方のための制度となっています。
下記に雇用保険の体系図を載せました。実はこんなに多くの給付金の種類があったのです!!(次回へ続く・・・)














一般保険者に対する
求職者給付






求職者給付







失業等給付
















高年齢者継続被保険者
に対する求職者給付

雇用保険






短期雇用特例被保険者
に対する求職者給付








日雇労働被保険
に対する求職者給付















就業促進給付
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教育訓練給付
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雇用継続給付
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雇用保険三事業


雇用安定事業








能力開発事業








雇用福祉事業