TGH music club その7、キャラクターを深く知りたくなってしまった貴方へ💚

 

みなさま、こんにちは!高女音楽部です🙌

 

様々な記事を経て、ますますミュージカル「エリザベート」のキャラクターが気になってしまった、

そこの貴方🫵 あなたですよ〜!!

 

役としては、対立しまくりの革命家さん💚が、「個人的に来てくれる友達に送るの…」と言って見せてくれた役紹介がハイクオリティすぎた🤩

恥とかプライドが皆無な、わたくしは、感動の勢いで許可をいただき、全文そのまま掲載させていただきます😭🙏ありがとう〜!!

 

それでは、どうぞ!

 

 

ブルー音符ブルー音符ブルー音符

 

 

⭐️トート

(方:トート、黄泉の帝王、「死」)

人間ではなく「死」という概念が擬人化された存在…わかりづらいけどそんな感じ💦 死神って考えてもいいかも?

 

【人物像】

普段は、死ぬ直前の人間を黄泉の国に導いている。

トートダンサーという5人の手下達を従えており、彼らの動きはトートの感情を表現している。(←全員真っ黒で喋らないけど、トートとともに出てきてダンスを踊る)

 

【経歴・行動】

黄泉の帝王として君臨していたが、ある時、エリザベートに一目惚れ。

(本来はダメだけど)彼女を生き返らせる。

しかし彼女を生き返らせた結果、彼女は皇帝フランツと結婚してしまう。

彼女に振り向いて (死を愛して)もらいたい一心で、 「死ねばいい」と言ったり、

一方で生きている彼女に愛されないと意味がないので 「死は逃げ場じゃない」 と言ったり…

生涯彼女を追い続け、彼女の周りの様々な出来事において、裏で糸を引いて彼女に死にたいと思わせる(ように頑張ってる)。

またその流れでエリザベートの息子ルドルフに近づく。

 

【トートについて一言!】

俺様キャラな恋する黄泉の帝王がトートです😊

エリザベートに対して、良く言えば「タブーを犯すほど一途」、悪く言えば「生涯を通じてストーカー」なんだよね…めちゃめちゃかっこいいけど…めちゃめちゃかっこいいけど!!!


 

⭐️エリザベート(シシィ)

(シシィは愛称)

(呼び方:エリザベート、シシィ、皇后、皇后陛下、皇后様)

 

【人物像】

この話の主人公で、とにかく自由を愛する人。

オーストリー帝国(後にオーストリー=ハンガリー二重帝国になる)の皇后。

皇太后ゾフィー(姑)とは対立関係。

トートに生涯にわたってまとわりつかれる。

皇帝フランツに愛され続けるために、卵3個とオレンジ2個しか食べないという驚きのダイエットを続ける。同時に、美容法として毎日ミルク風呂に浸かっていた。(←その結果オーストリーの民衆からどう思われるか…というのは本番でどうぞ!!)

 

【経歴・行動】

子供の頃、怪我で生死をさまよったが、トートに助けられる。(本人は覚えていない)

生き返った後、姉ヘレネのお見合いについて行ったら、姉ではなく自分が選ばれてしまった。(本人はその気はなかった)

お相手は従姉妹でオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世。

しかし皇后としての生活はとても窮屈で、古いしきたりを重視する姑の皇太后ゾフィーと対立していく。

それでも、ヨーロッパで最も美しいと賞賛されるほどの美貌を武器に戦い続け、子供も生まれる。(←その1人が後で紹介する皇太子ルドルフ)ハンガリーでは皇帝フランツよりも慕われるようになるが…

そしてフランツによる“ある出来事”で、彼女は放浪の旅に出ることに…(←つまりは家出)

 

【エリザベートについて一言!】

とにかく自由を愛する人!自由すぎてワガママに見えることもあるけど、自由になるために一生懸命なだけ。最初はトートに振り回されてるけど、段々と自分の意思で強くなっていくところはかっこいい!


 

⭐️フランツ・ヨーゼフ1世

(呼び方:フランツ、皇帝、皇帝陛下、陛下)

 

【人物像】

オーストリー帝国(後にオーストリー=ハンガリー二重帝国になる)の皇帝。

エリザベートの夫 生涯彼女を愛する。

皇帝だけど、最初は母親の皇太后ゾフィーが政治をほとんどやってた。

優しいけど押しが弱い。

 

【経歴・行動】

お見合いでエリザベートに一目惚れし、彼女を皇后にした。

しかし、自由を愛する彼女としきたりを重んじる母親ゾフィーの間に挟まれることに。

最初はエリザベートを説得しようとするが、逆に「お義母様か私か、どちらかを選んで!!!」と迫られてしまい、ついに折れる。

その後、落ち着いたかと思ったら(気の迷いでうっかり)“あること”をしてしまい、エリザベートに失望され彼女は旅に出てしまう(←つまりは家出)

↑しかし、実は全て母ゾフィーの計画だった…

さらに息子ルドルフとは意見が合わず………

 

【フランツについて一言!】

穏やかで、優しくて、ちょっと優柔不断な感じはトートとは正反対!しかし根っからのマザコン気質。母と妻が仲が悪かったり、息子と確執があったり、独立運動に恐れたりと、作中I番の苦労人。でも、なんだかんだ言ってエリザベートへの愛は本物!


 

⭐️ゾフィー

(呼び方:ゾフィー、皇太后、母上、お母様)

 

【人物像】

フランツの母。帝国の皇太后。

「宮廷でただ1人の男」と呼ばれるほど強い権限を持ち息子フランツに代わり政治を牛耳る。(男呼ばわりされてるけど女性だよ😊)

帝国を守ることを常に第一にかんがえ、古いしきたりを守ることを重視する。

感情が高ぶるとエリザベートのことを「女狐め!」とか言っちゃう。

 

【経歴・行動】

最初は、息子のフランツを、エリザベートの姉ヘレネと結婚させようとしていたが、それはヘレネが皇后教育を受けており、しっかりしていたから。

しかし、フランツが勝手にエリザベートを選んでしまい、計画が狂って大慌て。

しかもエリザベートは、古いしきたりに従おうとしないので全く気に入らない。

エリザベートに「皇后の務め」を説き、とにかく厳しく接していく。

その後エリザベートの言うことを聞いていくフランツを取り返そうと、“ある計画”をたて、臣下に実行させる。

 

【ゾフィーについて一言!】

最初は、フランツから政治を取り上げ、エリザベートをいじめる「悪役」感があるけれど、それは帝国とフランツに対する愛情の裏返しだったとわかると…胸が熱くなる…

ゾフィーの気持ちが入ったソロは必見!!!


 

⭐️ルドルフ

(呼び方:ルドルフ、皇太子)

 

【人物像】

フランツとエリザベートの息子。皇太子。

大人になる前にエリザベートが旅に出てしまい、母の愛に飢えている。

またフランツとは意見が合わず対立していく。

父にも母にも相手をされないので、強い孤独を感じるようになった。

そのせいで唯一の友達だと言ってくれたトートに乗せられちゃう。

 

【経歴・行動】

小さい頃はゾフィーに鞭で(しきたりとして)しつけをされていた。

成長後、「ハプスブルク家を守るために新しくドナウ連邦を作るべき」だと父フランツに進言するが、フランツは「ハプスブルク家600年の歴史は自分が守る」と対立してしまう。

そこに、唯一の友達だと言ってくれたトートに乗せられ、革命家たちと共にハンガリー独立運動を起こしてしまう…

 

【ルドルフについて一言!】

父フランツの政策に反対する姿、一方で母エリザベートに助けを求める姿のギャップがすごい…

また、トートと2人での歌とダンス「闇が広がる」はこのミュージカルの中で超有名で大人気な曲!めちゃめちゃかっこいい!!!!!


 

⭐️革命家(3人)と ツェップス

⚪︎エルマー=バチャーニー

⚪︎シュテファン

⚪︎ジュラ

 

【人物像】

ハンガリーの独立を目指す人々で、皇帝夫妻(フランツとエリザベート)を倒そうとしている。

エルマーについては、ハンガリーで一番の古い家柄の貴族だが、父親が反逆罪で皇帝により処刑されたためオーストリーを憎み、オーストリーから祖国ハンガリーが独立することを望む。

ツェップスは、地下新聞の発行人。オーストリーの人間だがエルマー達と同様に革命を望み、エルマー達に協力する。

 

【経歴・行動】

活動を続ける中でトートと出会い、協力者として歓迎する(トートは人間のフリをしている)。

トートに導かれオーストリーのカフェに行き、協力者となるツェップスと出会う。

同時期に、ミルクを探し求めるオーストリー市民に、“皇后がミルク風呂に入っているからミルクがない”と言う事実を伝え、革命の気運を高めていく。

その後、成長した皇太子ルドルフと共にハンガリー独立運動を推し進めるが…

 

【革命家とツェップスについて一言!】

彼らは、作中では主人公を敵視し、主人公の息子と協力するっていう不思議なポジション…でも彼らが独立を目指すのは、祖国ハンガリーやハンガリーで暮らす人々のため、という祖国への愛なんだろうな、と思うとかっこいい!!!!


 

⭐️ルキーニ

 

【人物像】

この物語の狂言回し(=進行役)キャラ。

作中では、場面の変わり目とかに出てきてストーリーを語っている。

(話の内容はルキーニの言葉を聞いていけばわかるよ!)

トートの手下っぽい感じ。トートのことを崇拝している。

エリザベートを殺害した犯人で、独房内で自殺したが、死後の世界でエリザベート殺害について100年間も裁判にかけられ続ける。

 

【経歴・行動】

死後の世界で、ルキーニは裁判にかけられていた。罪状は“エリザベート皇后殺害”。裁判官に皇后殺害の動機を追及されたルキーニは、エリザベートの生涯を語り始める…

 

そして最後の最後に、トートから渡された“あるもの”を使って………

 

(本編のルキーニは時々、オーストリーのカフェとか、本来ルキーニがいるはずない場所に現れることがあるけど…それはまあ、物語だから気にしないで…😅)

 

【その他】

そもそも『エリザベート』っていう作品は、”死後の世界で皇后を殺害した罪に問われるルキーニの回想”という設定

 

つまり、死後の世界で裁判にかけられたルキーニが、その時に裁判官に話す内容が、『エリザベート』の内容になるということ!

 

【ルキーニについて一言!】

物語の行く末を握る進行役、皇后を暗殺した犯人、オーストリーのカフェの店員、民衆の怒りを煽るミルク運び、そしてトートの手下…全てルキーニが演じているから、見どころがたくさん!!!時々、ルキーニの言動から垣間見える狂気にも引き込まれる!そして、物語の最後のルキーニは…もう魅力の全てが詰まってる…!!!


 

⭐️ルドヴィカ・マックス・ヘレネ

エリザベートの家族で、それぞれ、母・父・姉。

 

ルドヴィカは皇太后ゾフィーの妹。そのため、エリザベートやヘレネは、フランツとは従姉妹になる。

 

マックスは自由人。エリザベートの自由好きは父の影響。旅に出るのが好きで、作中ではヘレネのお見合いを抜け出してどこかへ行っちゃうような人なので、ルドヴィカの悩みの種。

 

ヘレネは最初からフランツと結婚する予定だったので、以前から皇后教育を受けていた。が、エリザベートが選ばれてしまい、驚きと悔しさで悲鳴を上げながら逃げ出してしまう。そりゃそうだよね…


 

⭐️ラウシャー・ヒューブナー

皇帝フランツの側近。でも、それはつまり、政治を牛耳る皇太后ゾフィーの手下ってこと。

 

ラウシャーは「聖職者」

ヒューブナーは「密告者」の役割を持つ。

 

エリザベートからフランツを取り戻すための“計画”は、ラウシャーが提案し、ヒューブナーが実行した。そしてその結果、エリザベートは出て行ってしまう。


 

⭐️エーヤンの歌手、死刑囚の母親

エーヤンの歌手は、オーストリー=ハンガリー二重帝国の設立を祝い、フランツとエリザベートの戴冠式で歌う人

死刑囚の母親は、「自由!」と叫んだ息子が死刑判決を受け、フランツに助けを求める人

 

【エーヤンの歌手、死刑囚の母親について一言!】

どの役も歌は一瞬しか出てこないから、聞き逃さないで!

 


 

💫トートダンサー(5人)

トートの手下

トートダンサー達のダンスはトートの気持ちを表している

 

トート同様いろんなところに現れる

全身黒づくめでマントを羽織っている

 

【トートダンサーについて一言!】

トートダンサーが現れるところはどんなに明るい場面でもどことなく不穏な感じがする

カッコいいダンスに、「注目!!!」


 

💫メイド(3人)

宮廷に仕えている人たち

 

どちらかというとゾフィー側の人間なので、エリザベートはあんまり言うこと聞かない

でも無理なダイエットを続けるエリザベートの体調を心配している

 

【メイドについて一言!】

黒ワンピースに白エプロン・白カチューシャって、メイドの格好でよく見るやつだけど、やっぱりかわいい!!!ちょっとおしゃべり好きな感じもいい!!!


 

💫兵士(2人)

皇帝の警護人

 

いつも銃を持ち、皇帝を守る

民衆による反乱も抑える

 

【兵士について一言!】

銃は持つだけじゃなく、割とよく撃ってる

ルキーニを連行する姿はカッコいい!黙々と仕事をこなす人たち!


 

💫オーストリー市民

割と裕福な市民は、行きつけのカフェで話のネタを探して「退屈しのぎ」をする

貧しい暮らしをしている市民は、子どもに与える「ミルク」がなくて皇帝夫妻に怒っている

 

あまり皇后エリザベートに良い印象を持たず、貧困層ほどエリザベートを憎んでいる


 

💫ハンガリー市民

オーストリーとは違ってエリザベート人気は最高潮!

エリザベートが人気すぎて、独立運動が起きることを心配したフランツは急遽オーストリー=ハンガリー二重帝国を作ることになる

 

一方で、革命家達の働きにより独立運動が起こってしまう

結果、独立運動に加担していたルドルフは、更にフランツとの関係が悪くなってしまう。

 

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

 

本当にこの人は何の人なのか…この溢れんばかりの文才‼️

切実に分けて欲しい…

 

キャラクターについて、さらに深く知ることができたでしょうか?

満足感!満腹!

本当にありがとう😭😭😭