おはようございます。ここ、吉野梅郷は、先ほどから、本格的な、雨と、なっています。朝、起きた,時には、雨は、落ちて、いなかった、ものですから、中道(かってに、そう、呼んでいる、畑の、間を、通っている、道の、ことです。)沿いの、茶の木と、躑躅、シモツケの、剪定を、行おうと、思っていたのですが、諦めました。明日から、お盆に、入りますが、中道の、草は、刈ってあるので、ご先祖様には、ご不便は、おかけしないだろうと、思っています。ただ、茶の木の、上、一部を、覆う、ヤブガラシを、見て、「お前、何、やっているんだ」などと、叱られるかも、知れませんね。早いものです。今年も、もう、明日から、お盆です。

 鷗外全集の、伊藤蘭軒などの、事蹟物は、その、難しさから、読み終えることが、できなかったものの、何か、心に、響き、心を、打つ、、ものが、あったためでしょうか。それに、触発され、

真似るにも、真似ようなど、とても、恐れ多く、できようはずもないとは、思いつつも、ともかく、まとめて、みようと、思ったのが、以前から、密かに、考えていた、「日影和田村目医者伝」でした。(鷗外先生、恐れ多くも、「真似て」とか、「触発されて」とか、云う、生意気な、言葉の、使用、お許し下さい。) 25回を、もって、過日、終了することが、できました。お盆を,前に、して、ホット、しています。この、目医者伝を、纏めて、みようと、思った、きっかけは、鷗外の、事蹟物以外にも、あります。それは、青梅市梅郷1丁目地内と、日の出町肝要地内を、通る、「梅ヶ谷トンネル」の、今年、3月の、開通でした。「日影和田村目医者伝」の、中でも、何回も、ふれましたが、日影和田村、4代目、目医者、「佐右衛門」は、18才の、時、大久野村(現在の日の出町の一部)肝要の、西に、位置する、松尾沢(現在の松尾)から、日影和田村、2代目、目医者、佐右衛門、通称、左善の、所に、門弟として、入っています。どのように、して、松尾沢から、日影和田村まで、来たのか、と云えば、恐らく、「肝要峠」と、呼ばれる、肝要と、下村を、結ぶ、峠を、越えて、日影和田村に、来村したものと、思われます。距離的に、松尾と、日影和田村を、結ぶには、この、ルートが、一番、近いものと、思われるのです。この、「肝要峠」は、かっては、武州御嶽神社の、参詣道と、して、人の、往来で、賑わいを、見せた、時も、あったようですが、現在は、ハイキングコースとして、歩く、人が、稀に、居るような、山道と、して、残ります。この、かって、人の、往来で、賑わった、「肝要峠」は、今年、3月に、貫通した、「梅ヶ谷トンネル」の、上を通っているのです。この、「肝要峠」が、上を、走る、「梅ヶ谷トンネル」を、使えば、ごく、僅かな、時間で、もって、かっての、日影和田村、(現在の、青梅市和田町)から、大久野村(現在の日の出町の一部)肝要まで、行く事が、可能に、なったのです。日影和村、4代目、目医者、佐右衛門さんの、里帰りも、、随分、楽に、なったもんだと、「梅ヶ谷トンネル」の、完成を、みたとき、思った、もものです。何か、日影和田村、4代目、目医者、佐右衛門と、今年、3月に、完成を、みた、「梅ヶ谷トンネル」とは、強い、縁を、覚えたのです。この、ことも、「日影和田村目医者伝」を、纏めてみようと、思った、きっかけに、なったのです。

 

もったいない読書 金言抄 鷗外全集(岩波書店 刊)から 16

  1.  富人が金を得れば惡業が増長する。貧人が金を得れば堕落の梯子を降っていく
  2.  絶えず自己の感情を自己の意志の下に支配している人物であろう
  3.  つとめて起き窓おしあぐれば、朝日の光対岸の林を染め、微風はムルチの河つらに細紋をゑがき水に近き草原にはひと群の羊あり
  4.  まばゆきほどなるゆふ日の光
  5.  入り日は城門近き木立より虹の如く漏りたるに河霧たち添いておぼろげになる頃