三十年を振り返る!!! その一 振り返る前に
おはにちばんは!←流行らせようとしているようだがイマイチ?
今日でプロレスデビュー丸三十年〜!!!
今年は三十年イヤーを楽しもうと、不定期的に綴るコーナーを設けました。
振り返る前に、プロレスデビューするまでのことを簡単に綴ります。
拙者の記憶と、後々出てくるであろう記録していたノートを基に綴るので、多少事実と違っているところはあるかもしれませんが、ご理解ご了承頂きたい。
昭和五十年十一月十八日、ミッキーマウスや元おニャン子クラブの渡辺満里奈さんと同じ誕生日の日に拙者は産まれました。
体重は四千グラムくらいあったのかな?かなり大きい方だったようです。
それからは想像できないような内気で大人しい武尊少年は、聞いた話と微かな記憶を辿ると、友達によく泣かされていたり、川で溺れたことがあったりもした、ちょいと心配な子のようでした。
そんな武尊少年が幼稚園に通い始めてからかな?転機が訪れる!?
ジャッキー・チェンさんなどが活躍してカンフー映画が流行った時代、特撮モノが好きな武尊少年も影響を受けていた。
“強くなりたい”
泣かされていた拙者は強く思っていた。
そんな時、母親と買い物帰りか?歩いていたら、通っていない幼稚園のお遊戯場で道着をきた青年?おじさん?達がジャッキー・チェンのとは違うのか?拳法をやっていた。
これだ!僕もやりたい!!
武尊少年は、すぐに母親に言った。
これが、度々拙者の日記に出てくる『日本傳拳法道』との出会いである。
中学卒業まで通い続けた。
高校では部活優先なのでなかなか行けなかったが、たまに顔を出すと稽古させて頂けた。
こうして拳法道の腕を磨きながら、小学校高学年ではオリンピックでカールルイスが話題になった影響で陸上と出会い、中学校は陸上部に入り、いつしか強くなりたいという気持ちが弱くなっていたかも?
そんな部活に疲れて帰ってきたある日の土曜の夕方、テレビをつけたら『ワールドプロレスリング』がやっていた。
今は亡き、橋本真也さんがパンタロン姿でキックを連発する姿を見て“これだ!”と思った。
いつしか“強くなりたい”という単純明快な希望が薄れていた武尊少年の夢が甦った瞬間だった。
進路に迷っていた姉のこともあり、拙者の将来の希望が明確になった。
“プロレスラー”になる事!
これが、全ての始まりだった。
続く