こどもの鼻水
こどもの鼻水。これはしぶとい。
病院で薬をもらってもなかなかとまらず保護者泣かせ。
ほっとくと
①中耳を攻められると中耳炎になる。
鼻をかめないから、いつまでものどにダラダラ垂れ流すと
②せきがずっと出て気管支炎になる。
③気管支喘息の引き金になる。
④虫歯まみれになる。
この副鼻腔の発育時に発育の邪魔になってコンパクトな副鼻腔が出来上がってしまう
⑤大人にって副鼻腔炎(通称チクノウ)で苦労する。
止まらないわけは薬の選ばれ方にある。
乳幼児の水バナはアレルギー性鼻炎と診断されてアレルギーの薬をもらうことが多い。
鼻水を採って顕微鏡で見ると、
2歳以下の鼻水はアレルギー特有の好酸球(白血球の種類)は入ってない。
細菌と細菌と戦う好中球(白血球の種類)まみれが普通。
症状も鼻水、鼻づまりがメインでくしゃみはあまりない。
3歳以上になってやっとくしゃみが増えてきて好酸球も増えてアレルギーの鼻水が出てくる。
だからアレルギーの薬で鼻水が止まるはずがない。
乳幼児の鼻水は細菌感染からくる感染性鼻副鼻腔炎であるいうことがわかってないといけない。
鼻水は色をよく見ておく必要がある。
①透明
感染初期。
細菌まみれ。まだ戦ってないから好中球はほとんど入っていない。
②青バナ、黄バナ
細菌と戦闘中。
好中球が俄然増えてくる。
こうなると色が着いてくる。
③色が消えてくる
細菌に勝って好中球まみれになっている。
色が着いている時(②)は特に副鼻腔炎を起こしている可能性大なのでよくないが、色がなくても①のときは細菌まみれで全然いいことない。
特に生後半年以上3歳未満は免疫が弱いから細菌のいいカモになる。
鼻水が出やすいのは、
①からだが冷えるとき。結構寝てる時が多い。
寝相が悪くて布団を蹴っている。
暖房をケチるくらいの頃。
暖房を使う前の秋~冬の変わり目。
暖房をしまった直後の冬~春の変わり目。
②集団生活デビュー
保育園、習い事とか
鼻がかめない無防備なこどもの鼻水に本気で困ってるなら条件をよくするのが大人の責任。
①鼻をすいとる。 → 吸い取り方は後日紹介する。
②からだを冷やさない。室温を保つ。
③疲れてたら無理矢理でも休養させる。
④適正に抗生物質を使う。
→ これは医者の責任。使いすぎても悪いからしっかり相談できる医者を見つけなければいけない。
⑤どんなにがんばっても止まらないなら保育園をある程度犠牲にしてでも菌の巣からこどもを守るべし。
意外と鼻水はトラブルメーカーで安直に考えてると簡単に負ける。
病院、薬に頼るだけではまずは止まらない。
環境整備第一!
大人の対応求む。
保護者も真剣ならこっちも真剣に考える。