静岡出身で大のお茶好きを自認していますが、恥ずかしながら玉露茶は初体験。
そんな私においしい玉露茶をいただくチャンスが♪
コエタス経由で届いた「山本山 元祖玉露」です。
高級感漂うパッケージ。
さすが玉露ですね!
こちら山本山六代目が考案したものなんですよ。
江戸時代に山本山六代目山本嘉兵衛徳翁によって考案された玉露茶は京都宇治産。
当時、庶民が飲む煎茶と貴族が飲む抹茶は両極端な存在でしたが、その製法を組み合わせた玉露は広く江戸で愛用されたのだそうです。「おいしいお茶を様々な方に楽しんでほしい」という山本山の精神を表している玉露茶。
一番茶の発芽期に3週間ほど覆いをかけてうまみ成分のテアニンを増加させ、とろりとした甘みの茶葉を作ります。
覆い香といわれる香りも玉露特有のものだそう。
午後のひと時、その元祖玉露をいただいてみました。
茶缶に巻いてあるおいしいお茶の淹れ方を参考に、時間をかけてゆっくりと愉しんでみました。
まずは沸騰させたお湯を湯冷ましで50~60度に冷ましておきます。
茶缶から茶葉を取り出し、
夫と二人分10グラムの茶葉を急須にいれたら
冷ましたお湯をゆっくり注いで、待つこと2~3分。
待っている間に甘味の準備も完了。
少しずつ茶碗に注ぎ淹れ、最もおいしいといわれる最後の一滴まで注ぎきります。
薄緑色のおいしい玉露の出来上がり♪
おいしい甘味と一緒に味わってみました。
一口口に含むと甘い~!
新茶などの甘みとは違う、繊細でまったりとした甘み、これが甘露といわれる味わいね。
ぬるめのお湯で時間をかけて淹れたお茶は、本当においしい。
急須に残った茶葉は鮮やかな緑色で、まだまだおいしく味わってと言っているようです。
二煎目は、開いた茶葉の成分をバランスによく抽出させるために、すこし湯冷ましした湯を使い、一煎目よりも短い時間で淹れます。
コク、香りとも一煎目よりもずっと際立って、甘味との相性も抜群。
お茶らしい渋みも感じ、夫は二煎目が好きだと言っていました。
三煎目はポットから直に熱湯を急須に注ぎ、短時間で茶碗に淹れます。
さっぱりした味わいのお茶、甘味で甘くなっていた口中をさっと洗い流してくれるようなさわやかな味わい。
これはこれでおいしいですね。
一煎目から三煎目まで甘味を味わいながら、それぞれのお茶を味わいました。
淹れるお湯の温度や抽出時間で、味が全く変わったけれど、それぞれにおいしかった。
丁寧にお茶を淹れる時間は、贅沢で優雅なひとときでした。
また、おいしいお菓子を用意して玉露茶を愉しむ時間を過ごしましょう。
山本山 元祖玉露