中村氏の放言とその後の「言いっぱなし」状況 | 断片的な日々 

中村氏の放言とその後の「言いっぱなし」状況

先日、東村山関係で接触している同市の関係者の方にお会いした。その際、「お体のほうは大丈夫ですか」と聞かれたため、「何とか回復しました。お気遣いありがとうございます」と答えたところ、「いえ、ひとりでも人手が欲しかっただけですから」との答えが返ってきた。筆者のような半人前以下の役立たずを「人手」としてお考え下さっていることは、光栄至極である。無能鈍重の身に、さらに鞭打って働かなくては。


さて、著作権侵害の可能性が極めて高いと指摘される『最後のパレード』(サンクチュアリ・パブリッシング発行)に関連して、著者としてクレジットされている中村克氏は、これまでにさまざまな「発言」を行ってきている。


たとえば、『読売新聞』の記事に対する「捏造」発言をはじめ、「読売新聞社が大変なことになる」という情報の公開予告、オリエンタルランド社の「加賀見氏体制を崩壊させる情報の公開」発言、 その他数々の発言を行っていることが確認されている。


しかし、そのほとんどについて、筆者が知る限り中村氏自身によって実行されたものはひとつも確認されていない。


筆者としては、そのいずれについても興味を持って注視していた。たとえば、読売新聞などの大手新聞については、知り合いのジャーリスト黒藪哲哉氏が押し紙問題その他の事情について取材を進めている。


新聞販売黒書

http://www.geocities.jp/shinbunhanbai/


黒藪氏の地道な活動によって、実際に読売新聞社ほかの大手メディアは「大変なこと」になっている。もちろん、中村氏は黒藪氏以上の重大な情報なり資料なりを公開するはずであろうと推測された。


しかし、いつまで経っても、中村氏は具体的な行動を起こしていない。OLC関連でも同様である。


現実に影響を与えるには、無駄なキャッチコピーはまったく不要である。ただ、具体的な事実を提示あるいは公開すればよい。これは、プロのジャーナリストであろうが、一般市民だろうが同じことである。それができないのであれば、どのような鬼面人を驚かすようなフレーズも、美辞麗句ですらも何の意味も無い。