記事紹介 杉並区の報酬不正支給疑惑

少し前の記事であるが、ジャーナリスト三宅勝久氏による、杉並区で行われていた監査委員に関係した報酬不正支給疑惑の記事が有料ニュースサイト「マイ・ニュース・ジャパン」にアップされている。

「月額」悪用で年間13ヶ月分　水増し報酬にタカる東京・杉並区監査委員
http://www.mynewsjapan.com/reports/1074

同サイトは会員制有料サイトなので、会員以外には記事の３～４割程度しか閲覧できない。だが、さわりの部分と見出しで、その概要は伺うことができよう。

要するに、監査を行うべき監査委員が、不正な報酬を受け取っていたのではないかという疑惑についての記事である。

三宅氏が追求する杉並区の問題や、筆者が注視し続ける東村山の諸事件などをみていると、もはや首都圏とか地方とかいう区分は、ある部分では意味をなさないのではないかと考えざるを得ないのではという思いが生じてくる。

行政や議会の現場で、不正や不祥事、不可解な事件は、案外、身近なところにゴロゴロと転がっているのかもしれない。わが国は、本当に先進国と名乗りうる状況にあるのだろうか。また、政治や官の現場は、本当に改善と健全化が進められているのだろうか。