無意味な記述を続けるばかりの『東村山市民新聞』
東村山市議の矢野穂積氏・朝木直子氏による会派「草の根市民クラブ」が、実質運営するインターネットサイト『東村山市民新聞』に掲載中の、『最後のパレード』(著者・中村克氏 サンクチュアリ・パブリッシング発行)盗用疑惑事件に関する記事「真相究明」に、先日久しぶりに新しい記述が加わっていた。
「真相究明 24」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page235.html
しかし、その全文は次のようなものである。
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「真相究明 24」
それにしても、
「ドナルドダックの着ぐるみ」の意味が
まだわからない!
「親創価ネット族」のレベルの低さ!!
「ドナルドダックの着ぐるみ」の意味がチンぷん揃いの「親創価ネット族」
待っているのに、全く反応なし!
「ドナルドダック」や「ドナルドダックの着ぐるみ」が商標権の対象であることは、中学生にでもわかる、いちいち説明のいらないお話ですが、このことがまるでチンぷんです。
まとめて、総破綻だ!の宣告でもしておきましょう。(6月17日)
(『東村山市民新聞』より引用)
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一読して理解できるように、「真相究明」というタイトルとはすでにまったく無関係の、意味のない空疎な文字が羅列されているに過ぎない。具体的な反論も指摘も見当たらず、抽象的な表現を繰り返しているに過ぎない。「いちいち説明のいらないお話」などと称しているが、これでは説明や言及を避けているようにしか見えない。その理由は、明らかではないが。
さて、一部では『東村山市民新聞』の内容を「口汚くののしる」だけの言葉で埋め尽くされている、という意見もある。たしかに、そのように判断できるかもしれない。
私見であるが、筆者が着目するのは、このような媒体では文章表現以前にその指摘するところである。たとえば、上記引用でも、「レベルの低さ」「中学生にでもわかる」などという表現は、品性に欠ける記述と判断できよう。しかし、それらは実に空疎で、具体的な内容に乏しいことは明白である。
これが、何かしら具体的な現実の問題や、事実の核心に迫るような指摘や追及などが存在するのであれば、どのような表現であれ注目に値するであろう。しかし、単なる観念的かつ抽象的な表現に過ぎないのであれば、いかなる文章であれそう変わりはない。
すなわち、口汚い物言いだろうと、そうでなかろうと、内容に乏しいとしか言いようがない。筆者には、『東村山市民新聞』は、意味を成さない、価値の非常に乏しい、文字の羅列で埋められているとしか感じられない。