サイト版『東村山市民新聞』「謀殺関係トピックス」の検証9 | 断片的な日々 

サイト版『東村山市民新聞』「謀殺関係トピックス」の検証9

かなり時間が空いてしまったが、東村山市議の矢野穂積氏・朝木直子氏による会派「草の根市民クラブ」が、実質運営するインターネットサイト『東村山市民新聞』トップページに掲載されている「謀殺関係トピックス」についての検証の続きを締めくくりたい。以下は「-トピックス」の最後の項目である。


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★ 証人採用に反対し続けるライター(2009(平成21)年2月13日付宇留島準備書面」から)
 上のような稚拙な発想で、このライターは、膨大なアクセス件数のある瀬戸弘幸氏のブログで、すでに5ケ月に渡って、「創価学会御用ライター」と公然と名指しで特定され、創価に訴訟関係等の金を払ってもらい、創価の保護下にある事実を公表され続けていますが、反論も抗議もしていないようです。このため、矢野議員・朝木議員は、前記瀬戸氏、月刊タイムス編集発行人らを人証申請していますが、不利とみて、このライターは人証として採用することに以下のとおり反対しています。この態度こそ、このライターの実体を明示していますよね。下記がライターの主張です。
「4) そもそも「創価御用ライター」とは、「原告が創価学会に関して過去から 将来にわたり、事実を曲げて創価学会に関して有利な記事を書くライターである」との意味であり、本件の真実性・相当性の立証対象は少なくとも「原告がこれまで事実を曲げて創価学会に関して有利な記事を書いてきたかどうか」で ある。したがって、仮に訴外瀬戸の陳述内容が事実であったとしても、本件とは無関係であり、尋問の必要性は認められないというべきである。被告らが申請する他の人証についても同様である。」


『東村山市民新聞』http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/ より引用。


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さて、上記引用は東村山で発生している一部の出来事について知らない方には、まったく理解できないと考えられることは明白である。そもそも、サイト版『東村山市民新聞』は、第三者に対する説明や伝達という点において、親切とは言いがたい点が目立つ。上記引用でも、「瀬戸弘幸氏のブログ」について、その名称の紹介もなければ、リンクも示されていない。これは瀬戸氏に対して失礼ではないか、と筆者は感じてしまう。


ただ、予備知識のない読者であっても、なんとなく上記引用の文章が、「このライター」と指し示す者に対する非難、そうでなくとも否定的な印象を伝達しようという意思の有する表現であることはうかがい知ることができよう。そして、いくらか予備知識のある人間にとっても、すくなくとも「謀殺事件」の真相究明には何の関係も認められないということは容易に推察することができる。


これまで、同サイトの「謀殺関係トピックス」について検証してみたが、やはり「謀殺事件の真相究明」とはまったく、あるいはあまり関係のない内容の羅列で構成されているという意見を申し上げるほかはない。では、その内容は何かというと、「このライター」と指定されている一個人に対する感情的な攻撃、ややくだけた表現を用いるなら「こき下ろし」であると判断せざるを得ず、その「ライター」とはジャーナリストの宇留嶋瑞郎氏であると断定してもよろしいと申し上げる次第である。