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Bigサイズは12個入りです
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前回からの続きです・・・
Viがフィリピンに帰った日、K先輩はViを送りに会社を休んで成田へ
私は普通に出勤していましたよ。
午後の14時頃、私の携帯のバイブが響いた。
K先輩からである・・・
K先輩「おう 今、地元まで帰ってきたよ」
俺「お疲れさんで~す」
「どうでした Viは泣きました」
K先輩「うんにゃぁ、全然」
「だって、また何ヶ月後にはまた日本に来るんだぜ」
「パロパロしたら殺ス!だってさ・・・」
「まぁ、当分は国際電話とメールかな」
「あと来週、フィリピンに行くからな」
俺「あぁ、いってらっしゃ~い」
K先輩「お前もだぞ」
俺「行けるわけないでしょ~」
というわけでその時はK先輩一人でフィリピンに行ってもらった。
でも、フィリピンに行くまでの間、Viがいないのをいいことに
散々二人で遊び歩いた。
でもフィリピンパブには行ってないですよ。
K先輩は本当にイキイキしていた。
まだ日本にViがいるときには、毎日の電話とメール。
いつも週二くらいで、店に行き、週末には同伴と結構忙しかった。
Viは店の中でもかなり人気があったが、新しいドレスを着たりする
時には、必ずK先輩を店に呼んだ。
やっぱり、K先輩は彼氏であるし、Viは他の客にはワガママを
言わない、そのかわりK先輩には甘えることができるし、
フィリピーナが言うところの
「アマ~イアマ~イ」
ができるからであろう
でもよくよく考えるとK先輩はこの時、かなり金を使っていただろう。
店に行く場合は1セットとかにすれば、そんなにかからないが、
問題は同伴の場合・・・
この店はタレントの給料にポイント制を導入していて(他の店でも同じ
だろうけど・・・)タレントは客と同伴をするとポイントを取得できて給料に
多きく響く。
だからタレントはこぞって客に同伴を求める・・・・・
だが同伴はタレントにも大きなリスクを生み出す。
後で聞いた話だがViは同伴中に無理やりホテルに連れて行かれそうに
なったという
まぁ、そのときはなんとか逃げ出したそうだが・・・・
そのような事件があってから同伴にはほとんどK先輩を誘うようになった。
このViがいた店の同伴システムは、結構厳しかった。
まず、同伴する場合は前もって店長にタレントが話して時間を決める。
タレントが睡眠する時間等が必要なので同伴する時間は様々である。
でも、店の始まる20時までには店に戻らなくてはならない。
なお、同伴をする客はタレントを迎えに行った時に身分証をコピーされ、
前金でお金を支払う。
この支払いには同伴後の2セットの料金も含まれている。
なんで、このようなことをするのかと言うと、もしタレントが逃げてしまった場
合、店側が困ってしまうからである。
前は結構、客の手引きで逃げてしまうタレントが多かったという・・・
そんな同伴の呪縛から一時でも解放されたK先輩
心も開放され、渡比するまではウキウキでした。
そして、K先輩が渡比する時間は刻一刻と迫っていたのであった。
<続く>
次回は「お土産」
お楽しみに
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