ねこ隊長の感想文。その3 | 東芝府中吹奏楽団のブログ

ねこ隊長の感想文。その3

みなさん。しつこくてすみません。これで最後です。

ネコ隊長の演奏会日記。


2010年3月21日(日)

洗足学園音楽大学感受研究室コンサートシリーズ


途中から聞きました。

・涙そうそう

・タンブラン

・組曲「ハーリ・ヤーノシュ」

・G7

この演奏会は、人口中耳装用者に対する音楽聴取研究のためのコンサートでした。

そのため舞台の横にはスクリーンがあり歌詞や説明が写されていました。

そして音楽を目でも楽しめるようにタップダンスと共演もありました。実は私、初めてタップダンスを見ましたが、これがすごいドキドキ見るというより、聞くですね。足から生まれるステップはメロディーに聴こえるんです。すごいです。

補聴器を付けていると、音のボリューム調整ができないのでオーケストラなど聴くとうるさ過ぎちゃって頭が痛くなるそうです。いつかオーケストラにも対応できる補聴器が出来るといいですね。


今日心に残ったことは、

耳が聞こえなくなって15年になるおばさまが、聞こえなくなって2年目になるお兄さんに

「はじめは聞こえづらいかもしれないけれど、段々慣れてきて、聞こえるようになります、会話も出来るようになります。一番大切なことは聴こうとする気持ちです。それがあれば早く聞こえるようになります」って言ってました。

言葉で説明しづらいのですが、なんだかとっても心に残り、そして考えることの多い演奏会でした。

以上です。