選手コースに入って初めの頃(~2ヶ月)

娘が右も左もわからない状態なのもあり

バックアップ体勢はいつだって取れるように

ほぼ毎回の練習を全て見届けるくらい見ていました


練習を見るだけでなく帰り道にコーチになんて言われたかを聞くようにしていたり、あのメニューは○○ちゃんだけ違う動きをしていたよ、他の子はこうしてたよと言って娘の認識を正したり、、、まぁ文字通り【全力】のフォローをしていました

選手コースに移って、2週目ごろから自らこう言われた、だからこう気をつけて泳ぐようにしたと自発的に言うようになってきた


それをブログに書いたら

マスター先生が「アスリート日記」を書いてみては?とご提案くださった



そこから、水泳ノートを書くようになりました

ただ、いきなり水泳ノートを書けって言われても小3の子が書けるわけがないので

①その日1番ダメだったこと

②その日1番良かったこと

③次の練習で気をつけたいこと

の3点を書くように初めにいいました


初めこそ、水泳日記書いたー?と聞いて書くように促していたけど、すぐに私が何も言わなくても自ら書くようになりました

あとは、もう今は勝手にどんどんアレンジされています(付箋なども勝手に貼るように)

※付箋はよく言われることは赤、前に言われていたことは黄色、初めて言われたことはムラサキ

とか色は忘れてしまったので適当ですが、勝手に貼るようになりました


自分でアレンジはしているけど、私が1番最初に言った上の3点は必ず書いているようです

※たまに見るけど、逐一内容チェックなんてしていません笑




ここからも分かるように

水泳は コーチと娘に完璧に任せています

1歩下がるどころか、完全に蚊帳の外にいるようにしています

※問題があれば関わるつもりです


コーチはもう結構なお年でベテランです

娘のおじいちゃんであってもおかしくない年齢です

The昭和の熱血指導で、厳しいし怒鳴るけど愛のある方です


娘も親もそれを分かっているから安心してお任せできます



勉強は家庭学習のみなので、私が管理するけど

水泳に関しては、私は管理するつもりはありません

※選手コースに在籍しているご家庭は親御さんの方が本人より熱心でがっつり関わるご家庭も多いです(ここはびっくりするのでご注意をw)



娘は年度途中に移籍したため、初めは娘だけが分からないことだらけの状態でした

上に書いた通り練習のメニューさえも1人だけ違うことをしていたりね

そのため、娘のためもあるけど、周りへの迷惑を考えて私もできる限りのことをして、まずはついていけるようにとフォローをしました


流石にね、2ヶ月もすりゃ馬鹿でもわかるようになるので(言い方よ笑)

そこからはコーチと娘に任せています




おそらく私がガッツリ関わった方が水泳も伸びるでしょう、だけどそれをするという選択はわが家にはありません


うちは勉強でこんなに関わっているのに、水泳までガッツリ関わってしまうと、娘の人としての成長の機会を奪ってしまうと考えているからです

※水泳で関わるのを否定してません、うちは勉強で関わりまくってるからという理由です




うちは、娘に水泳を通して「自立」して欲しいと願っています




生活面での自立ではなく

精神や思考での自立です


要は

自分に必要なことや課題を考え、どうすればその課題を解決できるのかを自ら考える力を、

水泳を通して身につけて欲しいと願っています


簡単に言えば 他人から言われたり他人の力を借りて解決するのではなくて、自分の力だけで解決するようになってほしいってことです


そういう意味での自立です




水泳は娘が1番好きなことなので

自然と頭の中は水泳のことで溢れています

(娘と話すと水泳のことばっかりw)


それをどうやって整理するか

またどうやって成長していくか

コーチから言われたことをどう受け止め

どう改善に繋げるか


それを自ら問題提起し解決できるようになってほしい

昔は私が関わることで娘に考えさせるように促していましたが

今では私ではなくて水泳ノートがその役割をしてくれています




これは決して娘が凄いわけでなく

どの子も初めさえ環境を整えてやれば

本人が好きなことで

本人が頑張りたいことであれば

勝手に精一杯 努力すると思います、小学生でも!




今 選手コースにうつり半年が経ちましたが

ほかの親からも○○ちゃんはクールダウンのときでさえも、その日に言われた点を改善しようと泳いでいる

と言われるぐらい勝手に改善しています

練習前に自ら水泳ノートを熱心に読んでいます




水泳を通して

思考力を、問題を解決する力を、もっと言えば生きる力を身につけて欲しいと願っています

それらの力は、娘と同じ小3の頃の私より娘の方が間違いなく身についていると思います




違うスクールの育成コースの時は、コーチはいい人なんだけど、ちょっと(いや、、結構。←コラ!)適当で笑、親がしっかりしないと、娘はこれだけ頑張っているのに成長できないなと思うことがよくあって、親がガッツリ関わっていましたが


移籍し選手コースにうつって2ヶ月もすれば

コーチが信頼できる方なので親はほぼノータッチ、コーチと本人に任せるというスタンスに変わりました




だから、ブログにも水泳のことはあまり書いておりませんが…

娘が一番努力している事柄が水泳なので、一番成長していることも もちろん水泳だし、水泳を通して得たものだということはわざわざ言うまでもありません



そして、蚊帳の外って親の関心は?と思われるかもしれませんが

娘が1番頑張っていることなのに親の関心がないわけがありません

むしろ、1番関心のあることです

たぶん読者様はお分かりだろうけど、私の性格的には水泳にもガンガン関わっていきたいタイプです笑

だけど、下がって見守る、その姿勢は崩さないように我慢我慢


そして、大会の度に娘の成長を見て、感動しています

ベストが出ても出なくても娘の大会ほど興奮し楽しめるものもないです






という親の関わり方の変化と我が家のスタンスでした

選手コースには こういうドライな親の方が少ない印象です

※でも、うちのスクールは結構ドライな親御さんが多いかな~