京都・西本願寺唐門

今年年令和2年(2020年)NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公
明智光秀の出自について。

異論はあるが、美濃守護土岐氏の分家で美濃国可児郡明智庄を本貫とする
室町幕府奉公衆だった明智土岐氏の庶流の出身であろう。

奉公衆とは、江戸幕府の旗本にあたる足利将軍の直臣である。

旗本が江戸に屋敷を与えられて住んでいて、領地に行くことはめったにないように、
奉公衆は京都に在住していて足利将軍の警護などにあたっていた。

明智光秀の生誕の地は、本貫の地である明智庄の明智城など美濃国とする説が
有力で、近江国説もある。

しかしながら、光秀の父親が奉公衆であれば京都にいたわけで、光秀の出生地も
京都ではなかろうか。

藤田達生『明智光秀伝 本能寺の変に至る派閥力学』には、
光秀の教養、公家や室町幕府の幕臣との人脈は京都で形成されたのでは
ないかと指摘している。

光秀の生まれ故郷として有力視される美濃国の足跡が希薄なことも考えれば、
京都生まれでなかったとしても、京都育ちだった可能性が高い。


明智光秀については、本能寺の変の原因なども含めて
後ほどもっとくわしく書きます。