様々な歯車がかみ合い

公演中に舞台上のことに集中できるようになった

 

偉い人 スタッフさんに改めて感謝なのです

今日は 稽古中の思い出話

 

ニーチェとして ワンフレーズ歌うことで出てくるのですが

史実では バイロイト音楽祭あたりで

ニーチェはワーグナーと距離を取るようになったらしいのです

 

拝金主義になったワーグナーに嫌気がさして

みたいなこともあったようです

かつて自らの英雄で 神話の体現者と尊敬していた

ワーグナーに 決別書を送り付けたらしいのですが

ワーグナーはそれを賞賛と受け取り

ルードヴィヒ二世に転送したという逸話も読みました

(浅い知識ですいませんてへぺろ

 

なので 演出家G2さんに 

ポジティブに参加してるのか ネガティブに参加してるのか?

G2さんは「ポジティブに参加してるよ 演説してたし」

と言うお答え

 

ならば とただ明るく そのフレーズを歌っていたところ

 

作曲家の荻野さんが

「一本調子で歌ってて もう少し 皮肉とか

未来を暗示してもいいのでは?」とアドバイスがあり

 

自分の中で はて どうしたものか。。 と悩んでおりました

 

まぁそれで結局 今のような 応援する立場でありながら

どこか我関せず という表現をしております

 

しかしながら ニーチェを演じてるとは思っておらず

楽しんでやっております

 

彼の言葉 調べれば調べるほど興味深いです

あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。 - ニーチェ -

 

今日もがんばりますよ 自分と戦う仕事

安福毅(やっきぃ)