むかし 台詞も歌も
よい声 美声 でやればよい
と思っていました
とある舞台で
「いい声なだけで表現力が足りない」
と言われ
蜷川幸雄さんが稽古中に
「よい声と言うのは 人を説得するのに
向いてない 計算を感じてしまう」
と言っていたり
今回の日本人のへそでも栗山民也さんが
「日本の表現する音 浪花節や香具師
市場の競りの掛け声や 呼び込みの声
様々な音は 実に多彩で美しい」
や
「その役の声の音色を
探し続けるのが稽古なんだと思うよ」
と
頷くことばかり
若い日の自分に説教したい。。。
と 10年後の自分に言われないようにしなくちゃね