さて、今回は「ワンピースの登場人物 16」の続きです。

 

・中将

 

・コーミル

 

 

海軍G-2支部中将。掲げる正義は「ゆとりある正義」。武器は、日本刀。

表紙連載「エースの黒ひげ大捜査線」で、初登場。

支部の苦いコーヒーが嫌いだったが、エースから受け取った手紙でモーダのミルクを仕入れた事で、コーヒーは格段においしくなった。マリンフォード頂上戦争の参戦。

 

 

・ヴェルゴ

 

 

海軍G-5支部中将。G-5基地長。ドンキホーテファミリー最高幹部・初代「コラソン」。異名は「鬼竹のヴェルゴ」。

丸刈り頭に特徴的なもみあげ、サングラスをかけた男。

荒くれ者が多いG-5の部下からは、自分達にも優しくしてくれる仁義の男と慕われ、市民からも紳士的な海兵と思われているが、これらの姿は全て演技であり、実際は彼らの命など全く省みない冷酷非情な性格。

頬に付いた食べ物や食器を他人から指摘されるまで気付かないなど、やや天然な一面がある。

ドフラミンゴとは最も付き合いが長い関係で、彼からは「相棒」と呼ばれるほど高い信頼を寄せられている。

上下関係に厳しく、元部下のローに関しては執拗に「さん」付けで呼ぶよう強制する。

 

六式の「剃」「月歩」「指銃」を使用でき、脚技の達人であるサンジの脚の骨にひびを入れるなど、高い身体能力を持つ。

強力な「武装色の覇気」の使い手で、全身を黒く硬化させる事が出来る。

覇気を纏った竹竿を武器に持ち、竹竿に息を吹き込み吹き矢のように飛ばす戦法も使う。

 

少年期にドフラミンゴと出会い、当時のボスであったトレーボルを紹介した。

約15年前にドフラミンゴの指示でスパイとして海軍に入隊。

入隊からすぐに頭角を現しセンゴクにG-5支部への移動を志願し、現在の地位まで上り詰めた。

13年前のオペオペの実の騒動で、ローとコラソンに遭遇し、コラソンが海軍のスパイである事を知ると二人を痛めつけ、ドフラミンゴに報告した。

ドフラミンゴがドレスローザの王位に就いた10年前は大佐の地位であった。

G-5基地長就任後は基地長の権限を利用して、シーザー・クラウンが新世界の各所から子供達を誘拐した事件を、海難事故として揉み消していた。

パンクハザードにてローの前に現れると、彼の心臓を握って気絶させ捕らえた。

その後、G-5の海兵達を口封じのため襲撃し、サンジとも交戦した。

その後、裏切ったローの抹殺をドフラミンゴから命じられ、「SAD」製造室でローと対峙する。

ローに加えスモーカーをも圧倒したが、囮となったスモーカーに気を取られてローの心臓を奪い返され、ローの能力で胴体を両断され敗北、ローに全身を分解され、爆発寸前の製造室に放置された。

その後の生死は不明。

 

 

・スモーカー(モクモクの実)

 

 

海軍本部大佐→海軍本部准将→海軍G-5支部中将。異名は「白猟のスモーカー」。

地肌に直接ジャケットを着ている白髪の男。

重度のヘビースモーカーで常に葉巻を2本同時に吸い、ジャケットにはたくさんの葉巻が常備されている。

新世界編では海軍コートを羽織りサングラスを掛け、顔の右側に傷が出来ている。

己の信念に基づき行動し、組織の論理に従わない事が多々あり、上層部からは「野犬」として厄介者扱いされている。

過去に何度もクビになりかけ、その度に同期のヒナの弁解に救われている。

容姿・言動は荒々しく厳ついが、部下を蔑ろにする事はせず、一般人にはフランクかつ穏やかに接する。

「海賊は、どこまで行こうと海賊」と位置付けており、藤虎同様に七武海制度には否定的である。

ルフィからは「ケムリン」、G-5の部下からは「スモやん」「スモさん」と呼ばれている。

 

自然系悪魔の実「モクモクの実」の能力者。

体を煙に変化させる事が出来、一度に大人数を捕縛する事が出来る。

さらに体の一部を煙にすることで遠距離の敵に攻撃する事や、飛行に近い移動をする事も可能。

全身を煙と化して拡散した場合、覇気による攻撃を受ける的が増えてしまう事が弱点。

武器は、先端に「海楼石」を仕込んだ大型の十手「七尺十手」。

新世界編では「武装色の覇気」を身に付けており、腕や十手を硬化させる事が出来るようになっている。

また、煙を動力源とする水陸両用バイク「ビローアバイク」を持つ。

 

少年期に海賊王ロジャーの処刑を目の当たりにし、その堂々たる最期に感銘を受けた過去がある。

初登場時は「東の海」のローグタウン派出所勤務(海軍本部の管轄)で、階級は大佐。

就任以来、町から海賊を逃したことは一度もなかった。

バギー&アルビダ一味を一網打尽にし、ルフィも捕らえるが、革命家ドラゴンの妨害と突然の突風により逃げられる。

死刑の間際にルフィが、先述のロジャーと同じ表情をした事と、ドラゴンがなぜルーキーのルフィに一目置いたのか、その疑問に決着を付けたい形で、麦わらの一味を追うべく独断で「偉大なる航路」に入る。

「偉大なる航路」では、サンジとクロコダイルの通話を傍受し、一味の情報を掴むとアラバスタに入国する。

港町ナノハナでルフィと遭遇するが、偶然居合わせたポートガス・D・エースの介入で捕縛に失敗する。

さらに一味を追って、レインベースで再びルフィと遭遇するが、ルフィ達と共にレインディナーズの牢に入れられてしまう。

そして脱出の際、溺れそうになった所を、ルフィから船長命令を受けたゾロによって救われた為、この場では彼らを見逃した。

その後、たしぎに部隊を任せ外界に出ると、ヒナの部隊を借りB・Wの人工降雨船を拿捕した。

アラバスタの動乱終結後、七武海の陰謀が海賊によって阻止されたという事実の揉み消しを図る政府から「クロコダイル討伐」の手柄を与えられ、昇格と勲章の授与が言い渡されるが、怒りを露わにしこれを拒否した。

その後、海兵としての立場上大佐のまま我を通す事に限界を感じ、エニエス・ロビー編後の再登場時には、准将に昇進していた(この昇進と先述の「手柄」との関連は不明)。

 

マリンフォード頂上戦争に参戦。

処刑台を目指すルフィの前に立ち塞がり追い詰めるが、七武海ボア・ハンコックの乱入により十手を折られ、またしても取り逃がしてしまった。

この戦争でルフィとドラゴンの関係が分かり、疑問の一つは解決される事になった。

終戦後、自らクザンに頼み新世界のG-5支部へ移動。

新世界編では、中将の地位にある。

新魚人海賊団から解放された海賊たちを捕縛した事で、新世界に進出した麦わらの一味の情報を掴み、パンクハザードに上陸する。

そこで七武海トラファルガー・ローと対峙するも、彼の能力で心臓を奪われ、たしぎと精神を入れ替えられた。

その後、島の調査に乗り出すが、シーザー・クラウンに捕らえられ、ルフィやローと共に檻に入れられる。

檻から脱出する際、ローとの取引で元の状態に戻された。

脱出後、海軍を騙し続けていたヴェルゴに落とし前を付けるべく、「SAD」製造室でヴェルゴと対峙する。

覇気の達人であるヴェルゴに対して、自分が囮となりローの心臓を取り返す事でローへの借りを返し、ヴェルゴ撃破に協力した。

ルフィ達がパンクハザードを出港した後、口封じを図ったドフラミンゴに襲撃され殺されかけたが、クザンに助けられた。

ドレスローザ編ではドフラミンゴが倒された後の藤虎が起こした行動に対し、「同じ地位を得ても、こんな真似、俺には出来ねぇ」「胸がすいた」と感心していた。

 

 

・シシリー

 

 

海軍本部少将。

マリージョアで、ルフィと天竜人の一件をセンゴクに報告した。

 

 

・カタコンボ

 

 

海軍本部少将。

シャボンディ諸島に再集結した麦わらの一味を捕らえようとしたが、ハンコックによって阻止された。

 

 

・カダル

 

 

15年前の海軍G-2支部少将。眼鏡をかけた男。武器は、日本刀。

15年前、タイヨウの海賊団に挑むが、フィッシャー・タイガーに返り討ちに遭い、船から落とされた。現在は消息不明。