春よ来い |  虹の中で生き続ける君とともに

 虹の中で生き続ける君とともに

未来へと旅立った息子へ
永遠の魂を信じて・・
いつか 君と必ず会うために もう一度 君にふさわしい母になるために 生きて行きたい。
今度こそ 心から笑い合って 君の21歳の誕生日を迎えたい。

 

 

 

松任谷由実 ―「春よ、来い」

 

淡き光立つ 俄雨

いとし面影の沈丁花

 

溢るる涙の蕾から

ひとつ ひとつ香り始める

 

それは それは 空を越えて

やがて やがて 迎えに来る

 

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに

愛をくれし君の なつかしき声がする

 

 

君に預けし 我が心は

今でも返事を待っています

 

どれほど月日が流れても

ずっと ずっと待っています

 

それは それは 明日を越えて

いつか いつか きっと届く

 

春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき 

夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く

 

夢よ 浅き夢よ 私はここにいます

君を想いながら ひとり歩いています

 

流るる雨のごとく 流るる花のごとく

 

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに

愛をくれし君の なつかしき声がする

 

春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき

夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く