角打ち(かくうち)とは
酒屋の一角に設けられた飲食スペースで
立ち飲みする事をいいます
また、角打ちが出来る酒屋自体を
「角打ち」と呼びます
四角い升の角(かど)で
直接お酒を飲んだ事に由来します
かつて日本酒は
升で量り売りされており
家まで待ちきれない客に
計量用の升を渡し
酒屋の片隅で飲ませたのが
始まりのようです
発祥の地は北九州だと言われています
昼夜問わず働く炭鉱夫たちが
夜勤明けに酒屋で一杯飲む習慣が
生まれました
追伸
角(かど)には
物のとがって突き出した部分
の意味のほか
隅(すみ)という意味もあります
角打ちには
「酒屋の片隅で飲む」という
意味も含まれています


