三下(さんした)とは
組織の一番下っ端の者や
取るに足らない者を
さげすんで呼ぶ言葉です
ばくち打ちの一番下っ端の者を
三下と呼んだのが始まりです
ばくちで
サイコロの目が三より下の場合は
まず勝ち目がないため三下と
呼ばれたようです
ばくち打ちは、上から
貸元、代貸、本出方、助出方、三下
と呼ばれます
貸元は親分です
代貸は貸元(親分)の代理を務める人です
「出方」とは客の案内や世話をする係です
三下は一番下の雑用係です
大相撲では、チケットを確認して
客を座席に案内したり
飲食物の世話をする人を
「出方さん」と呼んでいます




