江戸時代

夏に売り上げの少なかった

鰻(うなぎ)屋が

 

「本日、土用の丑の日」という

看板を掲げると大繁盛した

 

平賀源内の提案だった

 

 

 

 

 

 

 

「土用の丑の日」に鰻(うなぎ)を

食べる習慣は平安時代からあった

 

語呂合わせで丑(うし)が牛(うし)とされ

当時の牛は黒牛で

牛は「黒」の代名詞だった

 

そこで黒いものを食べれば

牛のように丈夫で元気になれると

考えられた

 

うなぎ、なまず、どじょうなど

黒いものなら何でもよかった

 

 

 

 

また夏の「土用の丑の日」には

うどん、梅ぼし、瓜(うり)など

「う」のつく食べ物を食べると

「夏負けしない」という習慣もあった

 

 

 

 

「本日、土用の丑の日」という

鰻(うなぎ)屋の看板を見て

 

黒くて頭に「う」のつく鰻(うなぎ)を

江戸っ子達が競って食べたのだ

 

 

 

 

 

 

 

追伸

「土用」とは

立春、立夏、立秋、立冬、直前の

約18日間を指します

「夏土用」は立秋の直前18日間です

(2024年の場合7月19日から8月6日です)

 

 

 

 

「丑の日」とは

日にちを十二支で数えたとき

丑に該当する日のことです

 

2024年夏の「土用の丑の日」

7月24日と8月5日です